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琵琶湖において今だ衰えることがない釣果を叩き出している5〜6インチクラスのミドスト・ジグヘッドスイミング。日々セレクティブになるビッグバスの攻略においてスピニングロッドは外せない戦略の一つとなっています。そんな中、低水温期〜春先まで特に威力を発揮するのが軽量ジグヘッドのスイミングテクニックです。
今回は6インチクラスのジグヘッドスイミングに特化したロッドをまとめてみました。不定期に生産されるロコなロッドもピックアップしていますので、ぜひ参考にご覧ください。
琵琶湖で定番の6インチクラスのジグヘッドスイミングとは?
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ミドストと言えば、3〜4インチの比較的小さめのワームを使用するのが一般的ですが、琵琶湖では少し大きめの5〜6インチのデスアダーなどのスティックベイトを軽量ジグヘッドで使用します。ロングキャストが可能でベイトのサイズもマッチすることから、オカッパリでの実績が高い釣り方です。
アングラーによってアクションのやり方は千差万別ですが、ティップのブレを利用しながらラインスラックをリズムよく叩くイメージで、スラックの分だけラインを巻取りゆっくり中層を引いてくるのが一般的。
激しくロールさせるというよりは、テールをピリピリと微振動させるような控えめなアクションが有効です。もちろんコレが正解というわけではなく、シェイクのリズムを変えたり、ただ巻きが有効なときもあり、バスがバイトしてくるアクションが正解となります。
一般的にティップの振り幅は20〜30cm、1秒間に3〜4回、ハンドル一回転の間に25回シェイク…という目安のようなものもありますが、自分のタックルで釣れるリズムを探す方が大切なので、あまり細かいことは気にしない方がいいでしょう。
日によって、シェイクが効く場合もあれば、ただ巻きへの反応が良い日もあり、釣れるアクションを試行錯誤するのも面白いテクニックです。
6インチクラスのジグヘッドスイミングに適したスペックは?
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6インチクラスのワームを使用することから、一般的なミドストロッドよりもワンランク上のロッドパワーが必要です。スペックの目安としては…
- 長さ:7フィート前後
- テーパー:レギューラファースト〜レギュラー
- マックスWt:3/4oz前後
- 推奨ラインウエイト:(モノフィラ)6~12lb./(PE)0.6~1.5号
ティップにダルさをもたせて、軽い力で大きく振れてラインスラックが発生しやすいモデルが多いのが特徴。シェイクを交えた軽量ジグヘッドの中層スイミングがオートマチックに操作しやすくなっています。
おすすめのタックルセッティング
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◾0.9gのジグヘッドが基本
0.9gの軽量ジグヘッドを基本とし、ここからノンウェイトにしたり重くしたりして、魚の反応をみながら戦略を立てていきます。
◾ラインはPE+フロロリーダーが主流
基本になるラインの太さは、PE 0.8〜1号+フロロ 7〜12lbくらい。ポイントや状況によって調整しましょう。
◾リールは2500〜3000番サイズが使いやすい
主にデスアダー6インチの使用をメインに考えると2500〜3000番サイズがおすすめ。このサイズだと、デスアダー8インチのノーシンカーくらいまで対応できます。
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◾そのままI字系の釣りにも使える
5〜6インチのジグヘッドスイミングに適したロッドは上記のセッティングを組んでおくと、そのままI字系の釣りにも使えるのも魅力。ノーシンカーワームのi字引き、小型〜中型までのI字系プラグまで対応可能です。
また、その他にもライトリグ全般、小型ミノー、シャッド、虫系ルアーなどにも対応できる汎用性の高さもポイントです。
6インチクラスのジグヘッドスイミングにおすすめのロッド
▼シマノ バンタム274M+
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6インチクラスのジグヘッドスイミングのロッド選びに迷ったらコレを買っておけば間違いないと言えるくらいベンチマーク的なロッドです。名機「274M」にMHクラスのバットパワーが搭載され、ビッグバスとのやり取りもさらに安心して行えます。
ガイドセッティングはPE対応。カーボンをベースにグラスを融合させることで、絶妙な「しなり」を実現。魚を掛けてからは粘りながら綺麗なベンドカーブを描き、強力なバットでビッグバスをねじ伏せます。
▼シマノ エクスプライド267L+
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名作265UL+をワンランクパワーUPさせたシェイキングスペシャル。バンタム274M同様、エキサイトトップを採用しており、軽い力でもティップが大きく振れてラインスラックを発生させやすくなっています。ラインのたるみの操作性とリグの状態をしっかりイメージできる感度を備えたベテランも納得する仕上がりのロッドです。
▼テイルウォーク フルレンジS70L
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やや大きめのスティックベイトのミドストを想定されたロッドです。ライトパワーのロッドながら、5〜6インチのワームに対応します。レギュラーテーパーのブランクスに敢えて大きめのトップガイドを採用することで、オートマチックなシェイクが可能。長時間の釣行でもアングラーの疲労を軽減し集中力をキープしてくれるロッドです。
▼スタジオコンポジット paradox75M
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PARADOX初のスピニングモデル。PEラインの使用を前提としており、琵琶湖陸っぱりに最適なレングスとパワーもつロッドです。デスアダー6インチの軽量ジグヘッドのスイミングからi 字系ルアーまで対応。ハリを持たせすぎないマイルドなテーパーでデカバスを暴れさせずにランディングまで導いてくれます。
再販されるかは未定ですが興味のある方はinstagramをチェックしてみてください。
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▼クレイジーバススタジオ RAVAGE アエラRVS-711L
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琵琶湖界隈で熱狂的なファンをもつ「クレイジースタジオ」のジグヘッドスイミングロッド。ユーザーによる6kgオーバーの報告もあり、モンスターとのやりとりも折り紙つきです。ただ巻き〜シェイクまで様々なアクションに対応し、5〜6インチクラスのワーム使用で3.5gまでのジグヘッドの操作性がベストなセッティングになっています。魚を掛けたら自動的に魚が浮いてくる特性をもつロッドなので、ドラグ設定は強めでフックを掛けきり、ロッドを思い切り曲げてやりとりするのがおすすめです。
取り扱い店は一部のパワーショップのみとなっているので、気になる方ここからチェックしてみてください。
▼キスラー KLX-SMT70ML
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ノースフォークコンポジット社製「IMブランクス」を採用した「キスラーKLX-SMT70ML」。Gルーミスとの共同開発で高品質なアメリカ製ロッドを低価格で実現したしたKLXシリーズのひとつ。ミディアムファースト(レギュラーファースト)のテーパーは適度なだるさがありラインスラックを容易に作れるのが特徴。重めのネコリグやi字系などでも活躍するロッドです。
▼デジーノ スラング path LS-SJ79L+RX
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steeloよりもかたく、verseよりもやわらかいロッド「path」。6インチクラスのスティックベイトにベストマッチするブランクスです。デジーノでジグヘッドスイミングロッドを探している方におすすめ。シェイクでのティップの揺れやテーパー、レングスなどすべて計算されています。新品を購入したい方は、不定期に生産されるタイミングを狙ってみてください。
▼ジャストエース ワイルドストロール GT-WS68LSP
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ダルさでラインスラックを発生させるのではなく、独自のガイドセッティングでラインスラックを生み出すというコンセプトの異色ロッド。繊細でありながら戻りの速いティップセクションは、ピッチの速いロールアクションに対応できるようになっています。手に入りにくいロッドのひとつとなっており、興味のある方はメーカーの動向を随時チェックしてみましょう。
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▼ダイワ エアエッジ741MS/E
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ジグヘッドスイミングにドンピシャのスペックをもつ「エアエッジ741MS/E」。ティップには絶妙なダルさがあり、軽い入力で連続した一定のシェイク&スイミングが可能です。非常にリーズナブルな価格でありながら、ダイワのテクノロジーが随所に詰め込まれているのが魅力。ジグヘッドスイミングをはじめてみようかなという人にもかなりおすすめです。
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▼DESIGNO×lure angle HAMA MOMENT MS-76ML+
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デジーノブランクスを採用したルアーショップHAMAさんのオリジナルロッド。5〜6インチクラスのジグヘッド、高比重ワームノーシンカー、5〜8インチクラスのネコリグなどにベストなセッティングとなっています。掛けたあとは魚に主導権を与えない粘りで無駄に暴れさせずにバスを制圧。トータルバランスにすぐれた珠玉の一本となっています。再販はlure angle HAMAのHPをチェック!
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▼シマノ FINAL DIMENSION UNLIMITED 274M
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シマノ・バンタム274Mの先代モデル。グラスマテリアルの含有率が多めで、ブランクスのブレを活かしたオートマチックなシェイクが可能です。パワフルなバットをもちつつ弓のようにしなやかなアクションを備えており、デカバス相手でもゴリ巻きできるテーパーを持っているロッドです。廃盤モデルのため、興味のある方は中古市場をチェックしてみてください!
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▼ルアーショップおおの アリヴェール72
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がまかつ社のラグゼ757Sを超えるロッドを目指して開発されたロッドです。スティックベイト+ジグヘッド(1/32oz)の釣りが、冬の琵琶湖の定番として確立された時代の名機。同じブランクスにステンレスガイドとチタンガイドの2タイプが存在しています。
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▼BRUTUS MIDRIDER
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釣りウマ集団「BRUTUS」が放つジグヘッドスイミングロッド”MIDRIDER”。デスアダー6インチをはじめ、下はセイラミノーから上は1ozクラスのミノー、デスアダー8インチまで対応。彼らの琵琶湖におけるジグヘッドスイミングの経験が詰め込まれたオリジナルブランクスロッドとなっています。長い年月のテストを終え、いよいよ発売間近!(2021.12.15記)
ジグヘッドスイミングにおすすめの「ワーム」「ジグヘッド」が気になる方は、下記の記事もチェックしてみてみてください。
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ジグヘッドスイミングを極めてまだ見ぬデカバスを!
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スピニングタックルと太い魚の組み合わせが堪らないジグヘッドスイミング。5〜6インチクラスのワームを扱うには、やはり特化型のロッドが使いやすくアングラーの疲れも少なくなります。レギュラーテーパーの特性から、扱えるルアーの幅が広いのも魅力。1本あれば中層攻略に欠かせない武器になるはずです!
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