
2020年の新作情報が続々と解禁されてますね。その中でも特にザワザワしているのが、20メタニウムです。
メタニウムとしては05メタニウムXT以来の一体成型ボディを採用しています。
黒田健史氏のブログから結論を書かせてもらうと、バンタムMGLの剛性、19アンタレスの飛距離、カルカッタの巻き心地が合わさったリールです。
それでいて自重175gという軽さ。価格も19アンタレスより安い。良いリールであるのは間違いないと思います。
個人的に20メタニウムは、そのボディー剛性とギア強度は05メタニウムXTを彷彿とさせます。
マグネシウム一体成型のボディ

バンタムMGLがアルミの一体成型であるのに対し、20メタニウムはマグネシウム一体成型。マグネシウムで実現したことにより、軽さを手に入れています。
バンタムの剛性感は言うに及ばずですが、マグネシウムの剛性感はどうなのか気になるところではあります。
私は05メタニウムXTを現役で使っていますが、一体成型のリールはやっぱり長持ちします。ヘタりが全くなく、壊れる気がしませんw

19アンタレスと同じMGL Ⅲスプール

下が20メタニウムのMGLⅢスプール 幅が19mm。 16メタニウムより3mm狭くなっている
スプールの直径は34mm、幅は19mmのナロースプール。19アンタレスと同じです。そして19アンタレスに採用されているMGL Ⅲスプールが20メタニウムにも入りました。
12lb-100m、14lb-90m、16lb-80mのラインキャパです。
このラインキャパをどう捉えるかですが、ヘビキャロやビッグベイトでは少々物足りないと言えます。やはり3/4ozくらいがMAXかもしれません。
これが16lb-100mとかになってくると、バンタムMGLや16アンタレスを駆逐しかねないので、シマノ的棲み分けなのかもしれません。
追記
20NEWメタニウムに深溝スプールが存在していました。
ラインキャパは16lb-100m!しかも最新のMGLⅢスプールで、です。これで本当に隙の無いラインナップになってきます。
ただし、海外モデルの純正とのこと。。手に入れることができるのかは、現状分かりません汗・・

マイクロモジュール+ブラス(真鍮)ギアで巻き心地はカルカッタレベル

右が20メタニウムのブラスギア
20メタニウムには、マイクロモジュールは当然採用されていて、ギアはアンタレスやカルカッタに採用されているブラス(真鍮)ギアになり、強度を手にしています。16メタニウムはジュラルミン(アルミ合金)ギアでした。
ちなみに05メタニウムXTのスプール径は36mm。ギアはブラスギアですが、マイクロモジュールは当時開発されていなかたので入っていません。
マイクロモジュールに関してはゴロつきやすいとか、賛否ありますがブラスギアとの相性は良いのではないかと思います。定期的なオイルメンテで解決済みです。
一体成型の丸型リール・カルカッタ=ブラスギアのマイクロモジュールなので、ほぼ同じ構造を持つ20メタニウムもカルカッタのようなシルキーな巻き心地が期待できます。
20メタニウム 05メタニウムXTに回帰した!?バンタム・アンタレス・カルカッタの良いとこ取りリール:まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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