夏の定番ルアーとして外すことができない「虫系ワーム」。虫パターンと呼ばれるテクニックで使用するワームとして非常に人気があります。
そこでこの記事では、虫系ワームのおすすめをご紹介。各メーカーからさまざまな虫系ワームが販売されていますので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
虫系ワームとは
虫系ワームとは、フィールドに生息する虫をイミテートしたワームのこと。水面に落ちた虫はバスの格好の餌となるため、虫系ワームは虫パターンには欠かせないアイテムとなっています。
水に浮くタイプと水に沈むタイプがあり、状況によって使い分けると釣果アップにつながりやすくなります。
虫系ワームのおすすめ
レイドジャパン 2ウェイ
サイズ | 50.0mm |
自重 | 約3.0g |
2つに分離して使うことができる虫系ワーム。ダウンショットリグやジグヘッドワッキー、スモラバのトレーラーなどさまざまな使い方ができるのが特徴です。
「沈む虫」という新たなジャンルの火付け役となったワームとして知られており、細かなボディのリブやピリピリと動く複数のレッグが水中で悶える虫を演出してくれます。
レイドジャパン AVI35/50
サイズ | 35.0/50.0mm |
自重 | 約2.0/6.0g |
ムカデを思わせるややグロテスクなシルエットが特徴の沈む虫系のワームです。35mmと50mmの2サイズありますが、虫系ワームのトレンドを追うなら35mmがおすすめ。
ネイルシンカーを挿入するとスライドフォールしてくれるため、このサイズ感のワームとしては、他の虫系ワームに出せないアクションが可能となっています。
OSP オリカネ虫 ダディ
サイズ | 41.5mm |
自重 | 4.5g |
オリジナルモデルよりも1.6倍(4.5g)の自重をもたせた「オリカネ虫 ダディ」。ボリュームアップさせたことで、ベイトフィネスタックルで快適に使用できるようになり、太いラインでカバーを攻めたいときにおすすめです。
ヘッドに設けられたカップによるポップ音とスプラッシュによる集魚力は健在。浮かせておくだけでもバイトを得られるため「静と動」両方で周囲のバスにアピール可能な虫系ワームとなっています。
OSP HPバグ1.5インチ
サイズ | 1.5インチ |
自重 | 2.0g |
ワームの自重と空気抵抗を追求し、飛距離と最適なフォールスピードを実現させた虫系ワーム。ノーシンカーでキャストし着水したらフリーに落とすだけで、自発的にレッグが細かく震え周囲のバスをバイトへと誘発します。
ボトムアップ スクーパーフロッグ
サイズ | – |
自重 | 3.1g |
カエルのキックアクションをリアルに再現できる虫系ワーム。サイズ以上の引き波で横方向に動くエスケープアクションは、吊るしを見切るバスにもスイッチを入れることが可能です。
強度に優れたエラストマー素材を採用しているので、正しく保管すれば一般的なワームよりも長く使用できるのも魅力です。
ジャッカル RV-バグ1.5/3.0インチ
サイズ | 1.5/3.0インチ |
自重 | – |
高比重素材採用の沈むタイプの虫系ワームです。ノーシンカーでは水平フォールしながら、5対のレッグが微波動を発生し水中で全方向にアピールします。
もう少しアピールが欲しい人は3.0インチモデルがおすすめ。オフセットフックでの使用を前提とした対カバー仕様なので、フリーリグやヘビーダウンショットにピッタリです。
バークレー 青木虫
サイズ | 1.5インチ |
自重 | 1.8g |
バスに警戒心を与えずにアプローチできる虫系ワーム。軽くて小さなシルエットは圧倒的な食わせ力を備えています。
ベストな浮力を実現する中空構造、微波動を発生するシリコンラバー、”もがき感”を演出するワームレッグなど、水面に落ちた虫を忠実に再現可能なワームとなっています。
バークレー 青木虫ミッド
サイズ | 1.7インチ |
自重 | 2.5g |
オリジナルの青木虫では飛距離が足りないときにおすすめなのが「青木虫MID」です。
バークレイ独自の新素材「U.L.D.Tマテリアル」採用でほぼ完全な防滴性を備えており、柔軟で耐久性があり浮力が高いのも特徴。
カバーの奥までスキッピングで入れて一点シェイク→高速ドッグウォークといった誘いができるのも青木虫ミッドの魅力です。
バークレー ジャゴロケット3インチ
サイズ | 3インチ |
自重 | 13.5g |
キムケン監修の自重13.5g、フロロ20lbで使う沈む虫系ワームです。ベイトタックルで扱えるウエイト感で、サイトだけでなくカバー撃ちにも最適。
マテリアルは上部にノンソルト、下部をソルトインにすることでフォール姿勢の安定感と針持ちの良さを両立しています。
ディスタイル SVSB
サイズ | 1.8インチ |
自重 | 2.3g |
コンパクトなボディに無数の脚を施した多関節昆虫を思わせるシルエットが特徴的な虫系ワーム。
コアショットを採用することでボディの中心は高比重マテリアル、脚の部分は低比重にすることで、安定した飛距離とフォール姿勢を実現しています。
フックセットの方向により、水平フォールとバックスライドフォールを使い分けることが可能です。
一誠 沈み蟲2.2インチ
サイズ | 2.2インチ |
自重 | 5.0g |
高比重マテリアル採用の沈む虫タイプのワームです。流線型ボディに細かく動く3対のアームが装着されており、フォールやズル引きでバスにアピールしてくれます。
ノーシンカーでも飛距離を出しやすく水平気味にフォールするのが特徴。お尻部分にネイルシンカーを装着すれば、バックスライドセッティングとなるのもポイントです。
一誠 ダニー2.8
サイズ | 2.8インチ |
自重 | 5.0g |
「全脚独立自発アクション」をコンセプトに設計された虫系ワーム。8対の脚がフォールやボトムでのズル引き時に、それぞれ艶かしく揺らめき、バスの注意を集めてくれます。
水噛みが良いので、移動距離を抑えたアクションが可能。サイトでネチネチ誘いたい時におすすめです。
エバーグリーン ギズモ
サイズ | 4.0cm |
自重 | 3.0g |
「浮くスモラバ」をコンセプトに設計された虫系ワーム。釣れるバスルアーの代名詞であるスモラバをソフトボディで忠実に再現しています。
見た目のリアルさはもちろん、安定した飛行姿勢やエラストマー素材ならではのナチュラルな着水音も魅力。自然な浮き姿勢で水面に落ちた虫をリアルに演出してくれます。
エバーグリーン ゲジー1.8インチ
サイズ | 1.8インチ |
自重 | – |
ノーシンカーで飛距離が出せてフォールさせるだけでバスを誘える沈む虫系ワーム。オフセットフックが使用できるので根がかりしやすいポイントでも使いやすいのが魅力です。
水中昆虫そのままのリアルさで、細やかなレッグがそれぞれに震え生命感溢れる動きを演出。ロングディスタンスを利用したサイトフィッシングにもおすすめです。
ダイワ シュリンピードJr.
サイズ | 35.0mm |
自重 | 2.0g |
圧倒的な喰わせ能力を誇ったオリジナルのシュリンピードのダウンサイジング版です。基本の使い方はフリーフォールと高速トゥイッチ。
複数のレッグがピリピリと小刻みに動きながらフォールし、高速トゥイッチと組み合わせることで慌てて逃げる甲殻類を演出できます。操作感の良いハードマテリアル採用で針持ちが良いのもうれしいポイントです。
ダイワ キッケルキッカー
サイズ | 35.0mm |
自重 | 3.1g |
エラストマー素材採用のカエルと虫のハイブリッドワーム。フロントカップが装備され、スプラッシュを発生させることができます。また移動距離を抑えたアクションが可能なのも魅力。
特徴的なリアレッグは、小刻みにロッド操作することで本物のカエルのようなアクションを演出してくれます。
デプス ケロムシ
サイズ | 1.3インチ |
自重 | 約3.6g |
オフセットフック対応の浮くタイプの虫系ワームです。高浮力ボディに虫やカエルを思わせる4つのパドルを装備しているのが特徴。
軽い入力でも機敏に反応し、パドルをバタつかせもがくような波紋を発生してくれます。
スナッグレス性が高いので、枝にかける吊るしの釣りにもおすすめです。
ガンクラフト ビックスパイダーマイクロ
サイズ | 50.0mm |
自重 | 約2.0g |
強烈な視覚アピールと魅惑的な微波動アピールが特徴の虫系ワームです。ボディ腹部に設けられたエアホールドリブが空気を掴み高い浮力を実現し、水面でのフローティングアクションが可能。
マスバリセッティングはもちろんジグヘッドやスモラバのトレーラーとしてもおすすめです。
イマカツ 三原虫
サイズ | 2インチ |
自重 | – |
エビのホバリングアクションを再現するために開発された虫系ワーム。水中で超ウルトラデッドスローに沈下しながら微細に絶妙に震え続けるのが特徴です。
サイトフィッシングに適しており、エビが居着いていそうなストラクチャーにタイトに落とすのがおすすめ。フォール中やボトムステイ、トゥイッチでバスのバイトを誘発します。
イマカツ 風神スパイダー
サイズ | 42.0mm |
自重 | 2.6g |
超軽量フローティングラバージグと高浮力マテリアルの専用ワームトレーラーを組み合わせた虫系ワームです。
細やかな脚と、虫の羽根を思わせるラバーのシルエットはまさに水面に落ちた虫。軽くトゥイッチすればペンシルベイトのようにドッグウォークしながらアピールできるのも魅力です。
スミス シンクスパイダー2.2
サイズ | 2.2インチ |
自重 | 約3.1g |
狙った場所に真っ直ぐ、水平姿勢で落とすことができる虫系ワーム。正確なアプローチがキモになるサイトフィッシングにおいても抜群のキャスタビリティーを誇ります。
高比重マテリアル採用で、飛距離と程よい沈下スピードを確保。多方向に延びた12本のアームがフォール中やボトムでピリピリと震えてバスを誘います。
エンジン ブーンチン
サイズ | 1.3インチ |
自重 | 2.0g |
イモグラブのようなボディに細いレッグが多数装備されている沈むタイプの虫系ワーム。ノーシンカーでの使用を前提に開発されており、沈下姿勢・速度、飛距離を徹底的に追求されています。
見えバス対策や、カバーでの吊るしにも高次元に対応してくれる沈む虫を探している方におすすめです。
虫系ワームの使い方
◾浮くタイプ
・水面での一点シェイク
浮くタイプの虫系ワームでまず試したいのが、水面でもがく虫をイメージした一点シェイク。ナチュラルな波紋を出してバスを誘います。
・ドッグウォーク
トゥイッチで首を振らせることができるワームであればドッグウォークも効果的。広範囲を探ることができるので、バスが居そうな所を効率よくサーチできます。
・カバーでの吊るしの釣り
ガード付きマスバリやオフセットフックが使用できるワームなら、枝やブッシュにラインを引っ掛けた吊るしの釣りも有効なテクニック。ロッドをシェイクしてじっくりと誘いを掛けられるのが魅力です。
◾沈むタイプ
・フリーフォール
沈むタイプの虫系ワームで必須の使い方は、なんと言ってもノーシンカーでのフリーフォール。ワームが自発的にアクションするので、何もしなくても最大限のアピール力を発揮してくれます。
・リフト&フォール
フリーフォールで反応がなければ、リフト&フォールも試してみましょう。ワームに気づいたバスのバイトが期待できます。
・ボトムズル引きorシェイク
水深が浅いポイントであれば、ボトムでのズル引きやシェイクもアリ。移動距離を抑え、できるだけバスのストライクゾーン内で勝負してみてください。
虫系ワームで更なる釣果UPを!
虫は日本のほとんどのフィールドでバスの餌になっている生き物。虫系ワームは、バスプロ達もトーナメントや釣行取材などで、積極的に使用しているのを良く見かけます。
バスに見切らせないリアルなシルエットとアピール力、そして最後の喰わせ力は虫系ワームならではの魅力。ぜひ、お気に入りの一匹を見つけて更なる釣果UPを実現してください。
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