Bカスタムの存在意義

(出典 deps)

数あるスピナーベイトの中でも別格の存在と言ってもいいといえるBカスタム。今や琵琶湖のみならずあらゆるフィールドで活躍するスビナーベイトの定番です。ここまで永く愛される理由はどこにあるのでしょうか。少し考えてみたいと思います。

ボトムコンタクトのshinです。

デプスの処女作であり代表作

Bカスタムが誕生したのはおそよ20年前。これまでリリースされたライバル等は、店頭から消え、モデルチェンジを繰り返して、その姿を変えてきました。しかしBカスタムは店頭から消えることはなく、大幅なモデルチェンジは行われていません。

なぜこれほどの完成度を誇ることができたのか。それは開発者の奥村和正氏がいち釣り人という立場から実に6年もの年月をかけて完成させたということが大きいといえます。

メーカーが6年もかけてひとつのルアーを開発するということは、今やほとんどないはずです。アマチュアアングラーだった奥村氏が、一釣り人として長い開発期間を費やすことができたからこそ、生まれたのがBカスタムだったのです。

高感度スローロール

Bカスタムの特徴と言えば、弱波動・縦揺れ・ブレードの立ち上がり・丈夫さだと思うのですが、Bカスタムの特徴を最大限に感じることができるタックルセレクトがあります。

それはファーストテーパーの硬めのロッドとハイギアリールによるスローロールです。高感度スローロールと呼ばれるものです。

実際にサイドワインダーのスラップショットでスローロールしてみると、カリカリとしたブレードのわずかな振動が感じとれます。ウィードの際をかすめた瞬間のブレードの回転のわずかな変化が手元に伝わるのは、タイトバイブレーションの弱波動だからこそ感じることができるものです。

これを極めるとブラックバスがBカスタムの後ろにつき、スリップストリームに入ったことも察知できると言われています。これは噂でもなんでもなく事実として広く知られています。意図通りに使用したことがあるアングラーなら当たり前に経験したことがあるかもしれません。

Bカスタムの存在意義とはこの部分にあると言えます。

もともとサイドワインダー(特にスラップショット)はこのBカスタムでの高感度スローロールをするために、作られたといってもいいと思います。ある意味、限られた釣り方に特化するために作られたBカスタムですが、それが他のスピナーベイトと一線を画すことになりました。
何かに特化する、という一見ニーズが少ないと思えることに、実は隠された可能性があるのかもしれません。デプスもデカバス専門ブランドとして、当時は見向きもされなかったコンセプトが今や主流となり、確固たる地位を築くまでなっています。
私はデプスのまわし者でも何でもないですが、Bカスタムを通していろいろ考えてしまします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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