出典 picluck
エバーグリーンの菊元プロがバラムで広めた「エイトトラップ」。
はじめて見たときは、なるほどそういう使い方もあるのかと思ったのと同時に、新しいテクニックがまだ出てくるんだなとバスフィッシングの奥深さを改めて感じました。
そんな魔力を秘めているといわれるエイトトラップを生み出したバラムとはどんなルアーなのか。
バラムというルアー
出典 エバーグリーン
私はバラムをエイトトラップから知ったので、てっきり菊元プロが作ったルアーだと思っていたのですが、madnessのサタン島田氏がプロデュースしたルアーだったんですね。
サタン島田氏といえば、池原でデカバスを追いかけているアングラーなのは有名です。そんなサタン島田さんが手がけたルアーそれが「バラム300」です。
全長30cm 自重168g フローティングのジャイアントベイトになります。
DRTの「ゴースト」と並ぶ、ジャイアントベイトの中でも注目度の高いルアーのひとつとなっています。
3つの特徴を持つバラム
出典 フィッシング游
バラムの人気の秘密はどこにあるのか、今までのジャイアントベイトにはない特徴は何なのか。
①多連結ボディーで超高速リトリーブが可能
②多連結ボディーが生み出す、秀逸なデッドスティッキング
③エイトトラップ釣法
使い方はまずは超高速リトリーブ。ここぞというポイントでデッドスティッキング。そして追ってきたバスに再びスイッチを入れるエイトトラップ。
この3つをワンキャストで演出できるということになります。
浮き上がって破綻しない超高速リトリーブでアピールし、それでも反応がなければデッドスティッキングで誘い、足元もまで追ってきたバスにエイトトラップで仕留める。
こんなシナリオ通りにいかないかも知れませんが、少なくとも3回のチャンスがワンキャストで演出できるのは魅力ではあります。
副産物で生まれたエイトトラップ
ボート際まで追ってきたバスに対して、今まではピックアップかポーズ、ジャークなどしか選択肢がありませんでした。
ルアーとボートと人を確認したバスは、一気にやる気をなくしてターンしていく・・
そんな時、今までピックアップしていたルアーをバスの方に反転させて釣ったのがキッカケだったようです。
そして8の字を描くように、その場で逃げ惑うベイトを演出するというエイトトラップに発展したと言います。
バスの食い方が尋常ではないエイトトラップ
菊元プロも惚れ込むバラム。エバーグリーンでは初の他社製品を菊元カラーで売るという惚れ込みようです。
エイトラップに反応するバスはどれも半端ない食い方をします。何度失敗しても、食い直してきてバイトしてくる様は、まさにスイッチが入った状態であることがわかります。
こちらの動画を観てもらえれば分かると思います↓ 3:30あたりが分かりやすいです。
これを見てしまうとやってみたくなる。というかやらないと損のような気がしてきますw。
これはもう強力なテクニックのひとつとしてマスターしたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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