アンタレスDCMDスペック
クラッシュ9のリップレスモードB。デッドウォークさせて使うモードですが、この釣りにアンタレスDCMDは非常に使いやすくなっています。
ギア比 7.8
最大ドラグ 6kg
自重235g
スプール径 38mm
糸巻き量 16-100m 20-120m
最大巻上長 93cm
数あるエキストラハイギアリールがありますが、なぜアンタレスDCMDなのか?
アンタレスDCMDがベストマッチする3つの理由です。
①キレのあるアクションが出せる
アンタレスDCMD HGはハンドル一回転93cmの巻取り量があります。これはハイギアリールの中でもトップクラスの巻取り量です。
クラッシュ9のリップレスモードBでは、いかにキレのあるアクションが出せるかが重要になってきます。
このハンドル一回転93cmは、クラッシュ9のデッドウォークをする上で、絶妙な巻取り量なんです。
グライドさせて惰性で滑せる、そして次の動きに移行する、あるいは連続で首を振らせるデッドウォークでも、ハンドル操作だけで意図したスライド幅を演出できます。
偶然の産物かもしれませんが、この93cmはクラッシュ9のデッドウォークにベストマッチします。
②トルクがあるので、軽い力でリーリングできる
アンタレスDCMDのスプール径は38mm。バーサタイルなバンタムMGLは34mmなので、かなり大きなスプールが入っています。
アンタレスDCMDのギア比は7.8。これはエキストラハイギアでは低い部類に入ります。ちなみにバンタムMGLのエクストラハイギアは8.1になります。
ギア比が低いほど巻取りのトルクが上がるので、大口径のスプールもプラスされ、アンタレスDCMDの巻取りのトルクは他のリールよりも高くなっています。
このギア比7.8と38mmスプールの組み合わせが、クラッシュ9にすごくマッチします。
リップレスとは言え、3oz以上あるクラッシュ9を操るには、それなりの巻取りパワーが必要です。そのパワー(巻取りトルク)を備えているスペックを持つのがアンタレスDCMDになります。
なので、軽い力でリーリングが可能になり、より繊細に、時には力強く操作でき、長時間やり続けても疲れ難いという利点が生まれます。
③高い剛性がもたらす安心感
アンタレスDCMDのギアは、真鍮ギア+マイクロモジュールです。
真鍮ギアは強度に優れていて、マイクロモジュールもギア同士の噛み合わせの面積が広くなるので、強度に優れています。
ジャイアントベイト専用機と言われるアンタレスDCMDのMD(モンスタードライブ)の中核部分です。
3oz、時にはそれ以上の重量のルアーを繰り返しキャストする時、そしてそのルアーの重量ごと魚を掛けてファイトする時に掛かるリールへの負荷は、かなりのものがあります。
簡単にガタがくるようなリールでは、釣りになりませんし、経済的ではありません。
もし、長くジャイアントベイトの釣りをするつもりなら、少し高いですがアンタレスDCMDのような専用のリールを用意した方が、かえって経済的かもしれません。
クラッシュ9のリップレスモードBのアクションを余すことなく、ストレスなく、引き出してくれるスペックがアンタレスDCMDには備わっています。
クラッシュ9 リップレスモードB アンタレスDCMDがベストマッチする3つの理由
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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