Length:7’0” 1piece | Lure Weight:1/4~2oz | Line:16~25lb | Braided Line:50~100lb | Action:X-Heavy Slow Taper | Grip Length:387mm | Grip脱着可 | 約188g
デプスのブッシュバイパー。言わずと知れたフロッグロッドです。キムケンがフルパワーでフッキングしているシーンを観たことがある人も多いと思います。
フロッグロッドといっても、最近ではいろいろとリリースされています。
あまり濃いカバーを狙わないスタイルに特化したやや短めのロッドのレジットデザインのワイルドサイド WSC65MH フロッグゲームスペシャルはフロッグロッドの新しいスタイルを確立したモデルだと思います。
しかし、琵琶湖でフロッグをするとなると、このスタイルのロッドでは少々物足りないのも事実です。
琵琶湖ではヒシモやマットなど、濃いカバーでバスをウィードごと寄せてこないといけないシチュエーションが頻発します。
そんな状況下でベストなパフォーマンスをしてくれるのがブッシュバイパーです。
折れない安心感
サイドワインダーと言えば、高弾性のロッドのイメージですが、このブッシュバイパーはサイドワインダーでも異色ロッドと言えるかも知れません。
低弾性か中弾性かちょっと忘れましたが、粘りのあるカーボン素材のロッドになります。
まぁ折れる気がしません。自分が出せるフルパワーで扱っても大丈夫でしょう。
曲がりきってから、まだ曲がるブランクスになっています。
ボートでもオカッパリでも丁度良い7フィートのレングス
7フィートの長さはオカッパリではフロッグを操作するのに、ギリギリの長さだと思います。
これ以上長いとティップが水面を叩きやすく、短いとラインメンディングしにくくなります。
オカッパリでは微妙なコースのラインどりが必要になってくるケースがあるので、ある程度の長さが欲しいですが、これ以上長いとフロッグのドッグウォークをするための、トゥイッチがしにくくなります。
このジレンマの丁度いいところが7フィートだと思います。
ボートだと水面との距離があるので、ティップが水面を叩かない丁度いい長さです。
7フィートあれば、飛距離もそこそこ出せ、フッキングも問題なく決まる長さだと思います。
ティップが思ったより仕事をしてくれる
スローテーパーですが、スリザークやバスタークを投げている時はスローテーパーだと思いません。ある程度重めのルアーを投げて、はじめてスローテーパーで投げやすいと感じます。
あと、フッキングから魚を掛けて寄せてくる時は、スローテーパーでバレにくいロッドといった印象です。
サイドワインダーでは異色のスパイラルガイドが採用されており、感度と飛距離、ライン絡みを軽減してくれます。特にPEを使用する時はスパイラルガイドは必須になってきます。
ブッシュバイパーはトゥイッチをしてなんぼのロッドです。スリザークやバスタークを操る為に開発されているので、ティップが少し入ってくれます。
重いと言われるサイドワインダーですが、個人的には軽い方だと思いますw
PEと組み合わせてトゥイッチすると、ティップに少し重みを感じて曲げる感覚で操れます。実際、この感覚で操作するとスリザークやバスタークがしっかり動いてくれます。
このブッシュバイパー、琵琶湖のヘビーカバーでフロッグをするスペックが備わっているので、安心してフロッグゲームを楽しむことができるロッドと言えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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