2月くらいから始まると言われるブラックバスのスポーニング。おかっぱりからデカいバスが釣れる確率がグッと上がる季節ですよね。
ではなぜ、スポーニング期はおかっぱりからデカバスが狙いやすくなるんでしょうか。
ブラックバスのスポーニング期の動きをちょっと整理してみたいと思います。
スポーニング期以外のバスの1日の動き
まずはスポーニング期以外のバスの1日の動きを把握したいと思います。
基本的な考えとして、バスは朝まずめと夕まずめにフィーディング(捕食行動)をすると言われています。日中はその季節の居心地の良いエリア(沖の水通しの良い場所など)で過ごし、朝まずめ・夕まずめはシャロー(エサを追い込みやすい場所)に刺してきて、フィーディングすると言われます。
要するに一日のうち2回シャローに刺してくると考えられます。もちろん個体差があり、一日の大半を沖で過ごす個体もいますが、基本的にシャローに刺してくる確率が高いのは朝まずめと夕まずめです。
スポーニング期のバスの動き
そして、産卵を意識したバスは基本的にシャローでベッドを作り、ペアリングしてスポーニングします。
プリスポーンのバスは体力をつけるため、積極的に捕食しはじめます。そして普段沖で過ごしていた個体もシャローに差し始めてきます。
おかっぱりからは狙えなかった、特大の個体も例外ではなく、シャローに差してきます。朝まずめ・夕まずめ+スポーニングとなるので、おかっぱりから届く範囲にバスが居る確率があがる訳です。しかもバスは積極的に捕食したいので、常にエサを探している個体も存在するということです。
スポーニング期はバスがシャローに留まっている時間が長いので、おかっぱりにとってチャンスタイムとなります。
また、普段は沖でしかお目にかかれないデカい個体が、シャローに寄ってくる唯一のタイミングと言ってもいいかもしれません。
そして第一陣、第二陣、第三陣と個体ごとにタイミングがズレてくれるので、チャンスタイムが長くなります。
スポーニング後のバスの動き
スポーニングが終わると、バスはまた沖へと戻っていきます。
とは言え、基本的にブラックバスはシャローが好きな魚と言われているので、5月~6月のハイシーズンは活性が高く、夏まではシャローで釣れるバスも多い傾向があります。
フロリダ系のバスは6月頃からスポーニングするとも言われているので、思ったより長くシャローからデカバスを狙える期間は長いと言えます。
ただ、最近では沖でスポーンする個体も確認されているらしいので、沖でプリスポーンのバスが釣れることもあるみたいです。
そうは言っても、夏まではシャローにデカバスがうろついている確率高いので十分チャンスがあります。
まとめ:スポーニング期のバスの基本的な動き
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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