バス釣りを始めたばかりの家族や友人に、ルアーフィッシングの楽しさを知ってもらうには、まずは釣れる体験をしてもらうこと。そこで今回は、初心者におすすめの必釣リグをご紹介します。ただ巻きや放置しておくだけでも釣れるリグをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください!
初心者におすすめのタックル
初心者におすすめのタックルをご紹介します。やはり初心者にはキャストしやすいスピニングタックルがおすすめ。スピニングで感覚を掴んでから、ベイトタックルに移行するとスムーズです。
スピニングロッド
スピニングロッドは、6フィート前後のUL〜MLがおすすめです。軽量なルアーを竿先に重みを感じながらキャストしやすく、いろいろなルアーを扱える汎用性があるのも魅力。初心者が最初の一本として選ぶなら、パワーは、Lくらいの柔らかめのロッドがおすすめです。
ロッドの長さは、6フィート〜6.5フィートくらいのロッドが扱いやすいでしょう。7フィート以上のロングロッドは狙ったポイントに投げづらく、振りかぶるスペースが制限されることの多いおかっぱりでは扱いづらいことがあります。
慣れてくればロングロッドも有効ですが、はじめの一本としては長すぎないものがおすすめです。
テーパー(調子)は、キャストやルアーの操作がしやすいファースト〜レギュラーテーパーがおすすめ。エントリーモデルのロッドであれば、ほとんどがこのあたりのテーパーになっています。
- 長さ:6フィート〜6.5フィート
- パワー:L
- テーパー:ファースト〜レギュラーテーパー
今やエントリーモデルの域を超え始めている「ゾディアス」。中弾性カーボンの使用により、初心者だけでなく、ベテランも満足する味付けになっています。264Lはゾディアスのなかでも汎用性に優れたモデル。2ピースは持ち運びしやすいのが魅力です。
スピニングリール
スピニングリールは、2000番サイズのリールがおすすめです。バス釣りに使うほとんどのルアーを扱えるので長く使うことができます。
ギア比はノーマルギアがおすすめ。初心者のうちはスローに誘うリグを多用するため、ゆっくり巻きやすいノーマルギアがぴったりです。
- サイズ:2000番
- ギア比:ノーマルギア
ミドルクラスのモデルですが、初心者〜エキスパートまで使える「カルディア」。スピニングリールはミドルクラスを買っておけば、安定して長く使用できるのでおすすめです。
ライン
ラインはフロロの4lb〜6lbがおすすめ。ワームを底まで沈めて誘う釣りがメインになるため、耐摩耗性に優れ、沈む性質のあるフロロがいいでしょう。太さは4lb〜6lbがキャストしやく、ラインスラッグも扱いやすいと思います。琵琶湖のような大型バスの可能性があるフィールドでは、6lbを巻いておくと不意のビッグバスでも安心です。
- フロロ:4lb〜6lb
初心者におすすめのリグ5選
初心者におすすめのリグを5つ紹介します。キャストして、放置 or ただ巻きで勝手に釣れるリグをピックアップ。根がかりの少なさも考慮しているので、ぜひ参考にご覧ください。
インチワッキー
インチワッキーと呼ばれるリグ。オモリ付きのマス針に、ストレートワームを組み合わせます。キャストして底まで沈め、放置しておくだけでも釣れるので初心者に超おすすめです。初心者の友人にいきなり50upがきたリグ。
チョンチョンと適当にロッドアクションを加えるだけでも、それなりにバスにしっかりアピールできるので、むずかしい事を考える必要がないのが魅力。登場してから、かなりの年月が経ち、使用する人が少なくなりましたが、今でも全然使えるリグです。
◾フック
フックは、ZAPの専用フックがおすすめ。根がかりしづらく、フッキング率も高いのがポイントです。
◾ワーム
ワームはジャッカルのフリックシェイクがおすすめです。わざと曲がった状態のワームになっており、なぜかこれがバスから好反応を得られます。
ゲーリー4インチグラブ
いつまで経っても色褪せないゲーリー4インチグラブ。オフセットフックを使用してのノーシンカーがおすすめです。ある程度重量があるので飛距離を出しやすく、オフセットフックで根がかりしないのがポイント。
放置でもチョンチョンアクションでも、ただ巻きでも釣れるので初心者にもってこいのリグです。風の強い日やもう少し飛距離をかせぎたいときは、ガン玉をかませるのもアリ。
◾フック
ゲーリー4インチグラブにおすすめなのは、オフセットフックの #1。
◾ワーム
フォール・ステイ・ただ巻きと初心者におすすめゲーリー4インチグラブ。3インチもあります。
ブレディ
ZAPのブレディ。投げて巻くだけで、とにかく釣れてしまうおすすめリグです。3インチクラスのワームをセットして使用します。ブレードが付いているのでアピール力が高く、根がかりを気にせずカバー周りを攻めることができるのが魅力。初心者だけでなく、ベテランもサーチベイトとして使いたいルアーです。
◾ブレディー
◾ワーム
装着するワームを選ばないのもブレディのいいところ。グラブやカーリーテール、シャッドテールなど好きなワームをつけてみましょう。
ダウンショット
リーダーを短めにしたダウンショットもおすすめ。15cmまでのリーダーがキャストしやく、初心者でもアクションしやすいでしょう。投げてほっとくだけでも、チョンチョンしたり巻いてみたりゆっくり操作できるのも魅力。根がかりもしにくいので、一度リグれば、長持ちするのもポイントです。
◾ワーム
ワームはゲーリーのレッグワーム2.5インチがおすすめ。プレッシャーの高いフィールドで実績があります。ダウンショットに使用するワームには、これといった決まりはありませんがゲーリーのカットテールもいいと思います。
◾フック
上のレッグワーム2.5インチにおすすめは#2〜3のオフセットフック。すり抜けが良く、バランスがいいので、シンカーから伝わる情報だけに集中できるのが理由です。
◾ダウンショットシンカー
1.3gをひとつの基準とするといいですね。
スプリットショット
フックの先にガン玉をつけたスプリットショットもおすすめ。フックから少し離した位置にガン玉を付けて、遊びを設けるのがポイント。ノーシンカーリグよりも、テンポ良く広範囲を探ることができます。リールを巻いたり、止めたりしていると「釣れたー」となることが多いリグです。
◾ガン玉
手軽にウエイトを足せるガン玉は、一袋もっておくとなにかと重宝します。リーズナブルなウォーターグレムリン#7(1.66g)が使いやすくておすすめです。
◾フック
オフセットフックがおすすめ。ゲーリー4インチグラブと同じセッティングでかまいません。
◾ワーム
ワームもそのままゲーリー4インチグラブでOK。先に紹介したレッグワームやカーリーテールもおすすめです。好きなワームをセットしてみましょう。
まずはスピニングタックルで魚が釣れる感触を体験!
せっかくバス釣りに興味をもってくれた仲間には、絶対一匹釣ってほしいと思うのが先輩アングラーの思い。まずは魚のブルブルっという感触を味わってもらい、実際に魚を手にしたときの喜びを体感してもらいましょう!
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