(出典 instagram kaori)
ボートで沖に行けばたくさん釣れるとは限らないのは、何度もボートで沖まで行って釣りをした方ならよく分かる事実だと思いますw
散々動き回ってやっと1匹。なんとかボーズは免れたとか笑。こんなことなら、おかっぱりでジックリ狙った方が釣れたかもと、後悔することはよくあります。
おかっぱりは狙える範囲が狭いので、デカバスを狙うには不利だと思いがちですが、おかっぱりはデカバスを狙う上で、メリットが非常に多いスタイルと言えます。
①バスに対して低プレッシャー
おかっぱりはボートに比べて、バスに警戒心を与えにくいスタイルです。
バスボートで釣りをすると、エレキや魚探、ボート自体の存在でバスにプレッシャーを与えてしまいます。デカイ個体ほど警戒心は発達しているので、全部バレている可能性が高く、デカイ魚ほど、口を使ってくれなくなります。
おかっぱりは静かに岸際まで行けば、釣り人の気配を消したままアプローチすることが可能です。このアドバンテージは大きいです。ウェーディングでの立ち込みも、魚に与えるプレッシャーは低く、移動をあまりしなければ、自身がマンメイドストラクチャーとなり、魚から警戒されなくなります。
②沖から岸にルアーが動く
おかっぱりの最大の特徴と言えるのが、ルアーを岸から沖へ投げ、沖から岸へルアーを動かしてくることです。
このルアーの動きは、デカバスがベイトを狙う上で理にかなっています。
バスにとって、ベイトを沖へ追いかけるよりも、浅瀬に追い込んだ方が狙いやすく捕食しやすくなります。沖へ逃げるベイトより、岸に向かって泳いでいるベイトの方が簡単に捉えることができるので、おかっぱりのスタイルでは、自動的にデカバスが好むシチュエーションを演出できるのです。
ちなみに、ボートで釣りをする時も、岸側から沖へキャスト、または岸と平行にキャストした方がいいとされています。
③デカバスはシャローが好き
ブラックバスという魚はシャローを好む傾向があります。やはりフィッシュイーターである彼らは、ベイトを追うのにシャローは効率がいいと分かっているのだと思います。
プラネットアースか何かでシャチの狩りを見ましたが、シャチも同じように獲物を浅瀬に追い詰めていました。クジラもベイトの群れを泡を出して、水面に追い詰めて捕食する狩りをします。
シャローはデカバスがベイトを捕食する狩り場なので、おかっぱりスタイルが適しているのは間違いないと言えます。ただシャローでもディープ隣接のシャローだと、なお良いと思います。
琵琶湖では湖西が、岸からディープまでの距離が近いので、おかっぱりやウェーディングで人気の理由になっています。
特に春はボートよりもおかっぱりの方が高釣果を狙えるので、原点に帰っておかっぱりを見直すのもいいかも知れません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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