月1、2回くらいしか琵琶湖に浮くことのできないアングラーにとって、簡単に釣れるエリアやポイントを見つけることは至難の技といっても良いと思います。
私も同様に、一応はどのエリアが好調なのかを、いろいろ情報を仕入れて、釣りをしてみるのですが、状況なんて一日で変わるのが日常茶飯事なので、まったく役に立たない事の方が多いです。
そんな時に試していただきたい、高いポテンシャルを秘めた釣り方があります。
ボトムコンタクトのshinです。
見えているエビ藻パッチを狙う
(charm HP)
やれ自衛隊沖が釣れているだの、やれ木ノ浜が好調だのといわれて釣りをしてみても、全然釣れなくて、右往左往することが多いのですが、そんな時は原点に立ち返るのが良いと思います。
いろいろ情報はありますが、いったんリセットして、その日の状況からヒントを得るように切り替えます。
まずは、目に見えるわかりやすい変化を狙って行きます。
なんだそんなことかと思ったかもしれませんが、これがなかなか軽視できない釣果を叩き出すことがあります。
私がまず捜すのは、水面まで伸びている、もしくは水面近くまで伸びていて目視で確認出来るエビ藻パッチです。
ボートで流しているとよく目にすると思いますが、こういう目に見えるものを撃っていく釣りは意外に好結果を生むことがあります。
あまり大規模なパッチではなくて、小規模なパッチの方が釣れるイメージがあります。
エビ藻は縦系ウィードで、シェードを形成するのでバスが身を隠すのに適しています。
なにもない所にポツンと点在するエビ藻パッチなんかは、かなり熱いと思います。
ブラックバスはカバーを好む魚という原点に立ち返れば、こういうパッチは何も無い所にある変化なので、バスがいる可能性は高いです。今まで実際に良い思いをしています。
意識して捜していると、意外と見つかります。当たり前過ぎて、あまり皆さんがされていない釣りかも知れません。
魚探で捜す、周りと違う変化
次は魚探による変化の探し方なのですが、これは発見できれば、とてつもない爆発力を発揮する可能性があります。
例えば赤野井沖のフラットを流していたとして、釣りをしながら常に魚探をチェックします。
なにをチェックするのかというと、ウィードの生え方です。生え方といっても難しいことではなく、ずーっと同じ密度のウィードの画像から、いきなりそこだけウィードが薄いエリアがあったりします。
もしくは、逆にそこだけウィードが濃いエリアもあったりします。
また、浚渫やディープホールの深場にあるストラクチャー(沈み流木や沈没船など)も、発見できれば要チェックです。
こういう周りと違う変化を意識してさがしていきます。
これは多少の運も必要になってきますが、魚探でしか分からない変化を発見できれば、誰も知らない、あなただけの爆釣オンリーワンポイントになる可能性を秘めています。
なぜなら、誰かが意図的に捜そうと思っても捜せないポイントだからです。
最後に
ご存じの通りブラックバスは変化を好む魚です。
何も無い所にあるカバーだったり、カバーだらけだけど、そこだけ何も無い所など、周りと違う変化を見つけることができれば、デカバスが獲れる確率がグンっとあがると思います。
どうしても釣れなくて困った時は、周りと違う変化(特にエピ藻)を意識して釣りをしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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