全く釣りをしない人とたまたま釣りの話になった時に、唐突に浴びせられる言葉があります。
ボトムコンタクトのshinです。
脈々と繰り返されてきた会話
「ブラックバスって食べられるの?」
「え・・っと・・・食べへんよ。」
「食べられへんのや・・・(ハァ?じぁ、なんで釣りしてるん?どこがおもしろいの?)」
「・・・」終了。
みたいな会話がおそらく日本のあちこちで、かなり昔から繰り広げられてきたと思います。
そして、そこからバスフィッシングがどんなに素敵で魅力的かを熱弁しても、まったく、本当にまったく、相手に響くことはありません(涙)
とてつもなく大きな壁が立ちはだかっているかのようです。
我々バスフィッシングを愛する者にとって、釣った魚を食べるという発想がそもそもないので、「食べられるの?」と言われるとドキッとしてしまうことがあります。
立ちはだかる大きな壁の原因
バス釣りをしない人にとっては、釣った魚は食べるのが当たり前だというイメージがあるので、食べられない魚を釣る意味が分からないのかなと思います。
そして、ブラックバスは悪い魚というイメージが出来上がってしまっているのも、バス釣りをする人としない人との間に大きな壁がある一因になっているように思えます。
だから、バス釣りはゲームフィッシングで、釣るまでの過程が面白いということをいくら力説しても、決してわかり合えないのです。
まぁ所詮、趣味の世界は、実際にやった者にしか分からない部分が大半なので、しょうがないと言えばしょうがないのですが・・・。
バス釣りにハマり始めた頃は、情熱の赴くまま誰かれかまわず釣りの話をしてしまっていましたが、今となっては、よっぽどのことが無い限り、こちらから釣りの話をすることはなくなりました。
大人になったといえば、そうなのかもしれません。興味のない事を熱く語られるのって、苦痛以外のなにものでもないですものね。
だからこそ、バス釣りを趣味にしている人を見つけたら嬉しいし、釣り場でも初対面なのに会話が弾むのです。ほんとに釣り好きの人と知り会えると嬉しいです。
しかし、バス釣りに興味をもってもらえないのは、趣味が違う、違わないだけの話ではないように思えるのは、私だけでしょうか。
世界記録が生息している琵琶湖をもっと生かすべき
釣りをしない人にとって、ブラックバスのイメージはすこぶる悪いですよね。
滋賀県はブラックバスなどの外来種は在来種を食い荒らす害魚としています。
行政がこのような既成概念を一般の人に植え付けてしまっている部分は大きいと思います。
ブラックバスは害魚・・・。
本当にそうでしょうか。在来種が減少していることを、なぜブラックバスだけのせいにするんでしょうか。
ブラックバスのせいで、琵琶湖の生態系は本当に崩れているのでしょうか。
(池原ではブラックバスが他の魚を食い尽くすことはないそうです。)
電気ショッカーで浮いていいるのは、ブラックバスだけではないはずです。
藻狩りして困るのはブラックバスだけなのでしょうか。税金を使って、一時的に藻を刈ってなんの意味があるのでしょうか(すぐに生えてきます)。
訳の分からないタイミングの全開放水で、水位を下げた結果、浅場に産み付けられた在来種の卵はどうなったでしょうか。
在来種が減っているのは、地球環境の変化とは関係ないのでしょうか。
本当にブラックバズがいなくなれば、在来種は守られるのでしょうか。
在来種の卵を食べるブルーギル。そのブルーギルを食べているのはどの魚でしょうか。
そして世界記録が生息する琵琶湖へ釣りに来る釣り人は、年間どのくらい滋賀県にお金を落としてくれているのでしょうか。
もう少し滋賀県は考えるべきだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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