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本場アメリカのバストーナメント事情について調べてみました

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日本の大森貴洋プロがなにやらアメリカのトーナメントで優勝したらしい・・

そんな情報があちらこちらで、駆け巡っています。

(B.A.S.S HP)

大森貴洋プロ、清水盛三プロ、深江真一プロがアメリカのトーナメントで活躍しているのは、昔から知っていましたが、アメリカのバストーナメントの団体とか、仕組みがいまいち、よく分かっていないので、それがどれほど凄い事なのか、全然ピンときていませんでした。

これではいかんと思い、アメリカのバストーナメント事情を調べて見ました。

ボトムコンタクトのshinです。

まず、アメリカには、「B.A.S.S.」、「FLW」、「MLF」の3つのバスフィッシングトーナメント団体が存在しています

「B.A.S.S.」はその中で最も大きな団体で最も歴史が古く、最強の選手が集結しているトップトーナメントです。

「FLW」もそれに次ぐ大きな団体で、昨年まで日本人では深江真一プロが在籍していました。近年はやや勢いが衰えているみたいで、FLWからB.A.S.S.に移籍する有力選手が後を絶たず、米国内での格付けとしては下に見られるようになってきているようです。 深江真一選手もエリートシリーズ(B.A.S.S.)へ移籍しましたが、これもその流れの一環と見られているようです。

「MLF」はこれまでのバストーナメントを刷新し、近年に創設された団体で、独特なフォーマットが魅力で、カメラマンを全艇に乗せて生中継します。そして尾数にリミットを設けずに、釣れば釣るほど総重量が加算される形式になっています。

そして、このたび、大森プロが優勝したのが、B.A.S.S主催エリートシリーズという上位カテゴリーだったのです。B.A.S.S.には上位の「エリートシリーズ」の他に、「オープンシリーズ」が年間を通して行われます。オープンは東西2地区に分かれて、それぞれ年4試合が行われます。
最後にチャンピオンシップを向かえ、各地区の年間ランキング上位数名がエリートに進出できるという仕組みになっています。

(B.A.S.S HP)

B.A.S.S.はアメリカで最も格式と伝統を誇るバストーナメント団体

(B.A.S.S HP)

このB.A.S.Sが主催する世界最高峰のバスフィッシングトーナメント・バスマスタークラシックの優勝賞金は30万ドル(約3,600万円)。全米の選ばれたトッププロだけが出場できるビッグイベントになっています。
大森プロも、清水プロも、深江プロもみんなこのB.A.S.Sの方で活躍されています。近年では伊予部健プロも参戦しているみたいです。雑誌等でアメリカに参戦している日本人の記事は、このB.A.S.S.のトーナメントの事と思ってよさそうです。

そして大森プロが優勝したのは強豪プロ100名余りが参戦する、B.A.S.S主催の2018年エリートシリーズの開幕戦だったのです。

しかし、大森プロが凄いのは12年前に世界最高峰のバスフィッシングトーナメント・バスマスタークラシック優勝しているという実績があるのです。

野球界でいえば、イチロークラスの実績と捉えられているようです。

そんな凄い日本人アングラーがいたとは・・・ いままで認識していなかった事が恥ずかしい限りです(笑)。

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(B.A.S.S HP)

日本では考えられないくらい、とんでもない規模。これからはアメリカのトーナメントも、少しずつ追いかけていきたいと思います。

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