デプスのヘビキャロ専用ロッドに位置づけられているのはソレノグリフですが、2011年リリースの古参ロッド スラップショットもヘビキャロ専用と謳ってもいいのでは!?
と思えるほど、実はスラップショットは特に琵琶湖のヘビキャロに、高次元に対応してくれるロッドなんです。
スラップショットとソレノグリフ両方使ってみて思うのは、ソレノグリフは少し軽めのヘビキャロシンカーがベストマッチします。
表記ではルアーウェイト1/2~1・3/4ozMAXになっていますが、3/4oz、MAX1ozくらいまでが、快適に気持ちよく操作できる守備範囲だなと感じます。
ソレノグリフはティップが入るロッドなので、ウィードを切らずにほぐしていくような釣りや、ウィードの少ない北湖のディープでの繊細な釣りに特化されたロッドになっています。
一方、スラップショットは本来スピナーベイトのスローロール用にデプス奥村氏が開発したロッドです。
ロングキャストされたスピナーベイトのタイトバイブレーションを感じる事の出来る感度と、太軸のシングルフックをデカバスの顎に確実にフックキングできるパワーを持たせたロッドになっています。
このような特性が1oz以上のシンカーを用いたヘビキャロにすごくマッチします。具体的に見ていきます。
レギュラーファーストテーパー×ロッドパワーで遠投しやすい
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まずヘビキャロで楽しい事のひとつ、遠投です。7.6fのレングスと素直なレギュラーファーストテーパーに反発の強いブランクはまさに「ぶっ飛ぶ」遠投を可能にしてくれます。
スラップショットのルアーウェイトは1/2~1・1/2ozMAXとソレノグリフより背負えるMAXウェイトは軽くなっていますが、これはロッドの弾性の違いからくる数値だと思われます。
1oz以上のシンカーとスラップショットのデーパー×反発力は非常に相性が良いと個人的には思います。
1oz以上のシンカーがマッチする操作感+感度
スラップショットのロッドパワーには1oz以上のシンカーがちょうど良く、非常に良いバランスでヘビキャロを操作できます。
ヘビキャロと言えば主にズル引きかステイですが、ティップにハリがあるスラップショットの場合、軽くスタックした時にウィードを切る動作や、ワームをクイックに動かしたりするようなアクションもしやすくなっています。
ボトム感知の感度も必要十分に備わっていると思います。
ロッド自体のパワーが1oz以上のシンカーに合っているので、ストレスなく一連の動作が可能になっています。
遠くで掛けた魚でも安心のフッキングパフォーマンス
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7.6fの長さと暴力的とも言えるブランクのパワーで、遠くで掛けたデカバスでもフックアップできる確率が高いロッドです。
私は14lbのフロロを使うことが多いのですが、不要な合わせ切れを防ぐために、ストロークを長くとったスイープなフックキングを心がけるようにしています。
これでも十分にフックキングしてくれますし、遠くで掛けたときほど、スイープにフッキングした方がバスにフッキングパワーが伝わりやくなります。
1oz以上のヘビキャロ専用ロッドと呼びたい deps スラップショット:まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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