でかバスを狙うアングラーのバイブル
大きいバスを釣りたいアングラー必見の地球丸発行「でかバスMAGAZINE」。ご覧になった方もおられると思いますが、読み返すとやっぱり内容が面白いです。
2016年3月発行の雑誌なので、2018年現在でも古さを感じることなく読めると思います。
ただ入手困難な状況になっていて、ネットでもあまり出回っていません。中古釣具店などで見つけたら、即バイトした方がいいかもしれません。
はたして、でかバスのみを追い求めているアングラーはどんな釣りをして、どんな考え方をしているのか・・・。さすがでかバスMAGAZINEと銘打っているだけあって、なかなかぶっ飛んだ内容になっています。嘘みたいなことが、実際に行われています。
栗田氏の世界記録更新へのアプローチが凄い
特に栗田学氏は自作のジャイアントベイト(70センチ)をマジで琵琶湖で投げているようです。これで釣るというよりは、チェイスさせて世界記録級のバスの姿を見るためと言っています。
この「客寄せパンダ」と言われる70センチのルアーの集魚力は凄まじく、実に100匹以上のバスが集結したらしいですw。
マグナムスプーンを流行らせたのも栗田氏で、その発想は他のアングラーと一線を画しており、本気で世界記録更新を狙っている世界記録保持者は、やはりやっていることが違うんだと思い知らされます。
そして琵琶湖にいるMAXサイズの話では、メートルクラスのバスがいると言っており、しかも目撃しているということです。もう想像しただけで、恐怖すら感じる大きさです。そんなバスが釣られた日には価値観が吹っ飛んでしまうかも知れません。
でかバスを狙うマインド
デプスの奥村氏の琵琶湖釣行の記事では、ロクマル2匹を釣っています。これはこれでさすが奥村氏と言いたいのですが、この記事にはでかバスを狙う考え方というかマインドが書かれており、こっちの方が為になると私は思います。いちいち頷いてしまうことばかりを奥村氏が説いています。
ひとつだけ、一番印象に残ったものを紹介すると、「BOUZU」です。英語で書くとかっこいいですが、「ボウズ」の考え方ですw。以下奥村氏談。
「マメ3匹釣れましたっていうのはある意味ゼロ以下。「おれはでっかいバスを狙ってるからボウズなんです」、っていうのは言い訳やけど、ボウズ回避でマメ3匹釣る方向にシフトした人にはわからないものをボウズのなかで得てるはず。1日スイムジグやりきったとか、ビッグベイト投げきったとか、その差は数年後に出てくる。やりきったやつにしか見えてこないものがある。ボウズが気にならなくなるのも、釣りの経験値やな」
私はこの言葉に出会えて、大きいバスが徐々に釣れるようになりました。何かを得るには何かを捨てなければならないのは世の常・・・。それが以外と難しい。
他にもでかバスを狙う上で、参考になる考え方が載っているので興味のある方は手に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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