大切な命を守ってくれるライフジャケット。水辺で活動する釣りにおいて必須のアイテムです。この記事では、携帯に便利な腰巻きタイプのライフジャケットを価格帯別にご紹介します。選び方も解説しているので、ぜひ参考にご覧ください。
- 腰巻ライフジャケットとは
- 腰巻ライフジャケットの選び方
- 腰巻ライフジャケットのおすすめ
- 1万円以下のおすすめ7選
- 1万円台のおすすめ12選
- ▼ダイワ ウォッシャブルライフジャケット DF-2207
- ▼ダイワ インフレータブルライフジャケット DF-2709
- ▼ダイワ コンパクトライフジャケット DF-2220
- ▼ダイワ DF-2321 ウォッシャブルライフポーチ
- ▼シマノ ライフジャケット VF-052K
- ▼シマノ シマノ(SHIMANO) ラフトエアジャケット VF-053U
- ▼マズメ インフレータブルウエスト MZLJ-262
- ▼ブルーストーム ソバーウエスト BSJ-5920RS220
- ▼ブルーストーム モーゲットウエスト BSJ-9320RSⅡ
- ▼PROX 自動膨張式救命胴衣ウエストタイプ検定品 PX032A
- ▼シーウルフ 自動膨張式ライフジャケット SW-J-F06-BK
- ▼リバレイ RBB エアーライフポーチ
- 2万円台のおすすめ3選
- 膨張式ライフジャケットには推奨使用期限がある
- 腰巻ライフジャケットで安全な釣りを!
腰巻ライフジャケットとは
腰巻タイプは、ベストタイプや肩掛けタイプと比べ薄型や小型の製品が多く携帯性に優れています。また、肩周りが楽で動きやすくムレにくいのも魅力。
おかっぱりでは、ショルダーバッグやリュックを背負っても邪魔になりません。また、製品によっては小型船舶に対応しており、釣り用として購入するアングラーの人気を集めているタイプです。
この記事では、おすすめの腰巻ライフジャケット22選にあわせて、選び方についてもご紹介します。
腰巻ライフジャケットの選び方
◾桜マークが付いているものなら安心
ライフジャケットには国土交通省が定めた型式承認を通過した製品に与えられる「桜マーク」が付いているものがあります。
桜マークのライフジャケットにはTYPE(A・D・F・G)のグレードがあり、このうち「TYPE A」はすべての航行区域に適用しているため、迷った場合はTYPE Aの製品を選んでおくと安心です。
◾自動膨張式と手動膨張式がある
・自動膨張式
自動式はセンサーが水を感知すると自動で炭酸ガスを充填する方式。落水によるパニック状態でも自動で膨らむので泳ぎに自信のない方でも安心です。また、いざという時は手動で作動させることもできます。
デメリットとしては、雨や波で作動することがあり、予期しないところでの誤作動がある点。水に濡れやすいところでの使用には注意が必要です。
・手動膨張式
手動式は、自分で紐を引っ張って作動させるタイプです。水に濡れても作動することがないため、雨天時やウェーディング時におすすめ。
装置を外さずに洗えるのでメンテナンスが楽なのも魅力です。また、自動式に比べてリーズナブルな価格もうれしいポイント。
ただし、落水時は自分で作動させることになるため、落ち着いて行動できるよう、動作方法をしっかり確認しておく必要があります。
⬇膨張式ライフジャケットの膨張イメージ
腰巻ライフジャケットのおすすめ
1万円以下のおすすめ7選
▼JES-BASARO ライフジャケット
生地に丈夫なオックスフォード素材を採用した国内メーカーのライフジャケット。約110kgまで対応します。カラー展開も豊富で、手動式と自動式が選べるのも魅力。
桜マークは付いていないので船釣りに向きませんが、おかっぱり中心のアングラーにおすすめです。
▼EMZ-JAPAN 膨張式ライフジャケット KLJWAFB
自動膨張式のライフジャケットです。撥水・防水・UVカットに優れた高強度な特殊ナイロンが採用されています。
救助の際に役立つD型救助パーツが装備されており、ロープを結びつけることが可能。日本人の体に合わせた設計で、フィット感が良いのも魅力です。
▼EMZ-JAPAN 膨張式ライフジャケット ポーチタイプ
軽量&コンパクトなポーチタイプの自動膨張式ライフジャケットです。コスパの高い製品を探している方におすすめ。
余計な文字が入っておらず、シンプルなデザインも◎。おかっぱりで荷物を少なくしたいアングラーに最適です。
▼EYSON インフレータブル ライフジャケット
EU加盟国が認めたCE認証製品です。3〜5秒で膨張し、対応体重は110kgとなっており、膨張から24時間経っても浮力損失率はわずか5%と高い品質を実現しています。
手動式と自動式が選べ、カラーは全6色と豊富。耐久性のあるオックスフォード生地採用で、枝や岩に擦れても避けにくくなっています。
▼アクアテックス 自動膨張式ライフジャケット ウエストベルト型
グッドデザイン賞にも選ばれた国内メーカーのライフジャケット。立体裁断で体へのフィットが優れています。840デニールの高強度糸を採用し、非常にしっかりした作りもおすすめポイント。
万人受けするシンプルなデザインで、釣りウェアに合わせやすいのも魅力です。
▼アクアテックス 手動膨張式ライフジャケット ポーチ型
手動膨張式のポーチタイプのライフジャケットです。コンパクトながら対応体重は120kgの安心設計。桜マークはありませんが、欧州規格である「CE」を取得しています。
3D立体裁断で様々な体勢や動きにフィットし、釣行時のストレスを軽減。ダイワなど大手メーカーも採用するUML社の膨張システムを搭載しているのも特徴です。
▼Wild Scene ライフジャケット
3D立体裁断が施された840デニール生地採用の非常にコスパの高いライフジャケット。スリムでコンパクトなデザインが特徴で自動式と手動式が選べます。
ヨーロッパ検査水準浮力が備わっているので、大柄な男性でも安心。ブランドやこだわりがなければ、非常におすすめの製品です。
1万円台のおすすめ12選
▼ダイワ ウォッシャブルライフジャケット DF-2207
立体裁断で装着感の良いライフジャケット。桜マーク付きでタイプAなので、小型船舶にも使用可能です。
ボンベとカートリッジの装着状態が一目で分かる、ダブルインジゲーターが搭載されています。品質も高くデザインも洗練されているので、長く使用したい方におすすめです。
▼ダイワ インフレータブルライフジャケット DF-2709
軽量・スリムなライフジャケットをお探しの方におすすめ。立体裁断設計でフィット感が良く、ごわつきや不快感が軽減されています。
膨張装置は世界的に信頼性のあるハルキーロバーツ社製を採用。充実の基本性能を備え、桜マーク「タイプA」付きで安心して使用できる製品です。
▼ダイワ コンパクトライフジャケット DF-2220
コンパクトでありながら、膨張の際はベルトに沿ってしっかりと気室が広がる「レールシステム」を採用しているライフジャケット。
桜マーク付きで小型船舶にも使用可能な「タイプA」が付与されています。とにかく動きやすいライフジャケットが欲しい方には、非常におすすめです。
▼ダイワ DF-2321 ウォッシャブルライフポーチ
2021年に登場したポーチ型ライフジャケット。右腰装着型になっているため、着座時に背中面に干渉しません。
「タイプA」の桜マーク付きですが、膨張した浮力体を自分で着用するタイプのため、ある程度泳ぎに自信のある方におすすめです。
▼シマノ ライフジャケット VF-052K
シンプルなデザインが好印象のライフジャケット。ウエストには一部テンションゴムが採用されズレ落ちにくいのが特徴です。
桜マーク「タイプA」付きで、あらゆる場面で使用可能。装置のセット状態を視認できるインジケーター付きガス充填装置なのも魅力です。
▼シマノ シマノ(SHIMANO) ラフトエアジャケット VF-053U
超コンパクトながら、安心の桜マーク「タイプA」取得のライフジャケットです。従来モデルよりも約40%のコンパクト化と、重量100gの軽量化を実現しています。
ウエストは70〜100cmまで調整可能で、防寒着の上からでも装着できるのもポイント。スペースが制限されるシーンで活躍してくれるモデルです。
▼マズメ インフレータブルウエスト MZLJ-262
世界で最も安全基準が厳しいアメリカで、唯一認められているハルキーロバーツ社製の膨張システム搭載のライフジャケット。
タイプAの桜マーク付きで、最高レベルの安全を備えています。ガス充填装置のインジケータが一目で確認できるのも魅力です。
▼ブルーストーム ソバーウエスト BSJ-5920RS220
桜マーク「タイプG」で12海里以内の潜航区域で使用可能なライフジャケット。琵琶湖のレンタルボートの場合なら、問題なく使用できます。
ブルーストームのウエストシリーズの中で最も細い形状なので、身体に触れる面積が少なく夏場の使用に最適です。
▼ブルーストーム モーゲットウエスト BSJ-9320RSⅡ
国土交通省型式承認品(桜マーク、タイプA)の商品の中でも軽量・コンパクトなモデル。さまざまな体型にフィットするため女性アングラーにもおすすめです。
生地には耐摩耗性に優れたCORDURAと防水性の高いターポリン生地を採用。船釣りはもちろんおかっぱりの釣りにも最適なライフジャケットとなっています。
▼PROX 自動膨張式救命胴衣ウエストタイプ検定品 PX032A
タイプAの桜マーク取得の自動膨張式ライフジャケット。万一膨らまない場合でも、手動で紐を引けば膨張する2方式タイプです。
落水時は浮き輪のように膨らむので、安定した浮遊姿勢が取れるように設計されています。カラーはカモフラ・ブラック・レッドの3色用意され、シンプルなデザインも魅力です。
▼シーウルフ 自動膨張式ライフジャケット SW-J-F06-BK
タイプAの桜マーク取得製品の中でもリーズナブルな価格の自動膨張式ライフジャケットです。万一の事態でも、手動で膨張させることができるので安心。
居場所を周囲に知らせるときに役立つ、ホイッスルも装備されています。安くても安全性を重視したい方におすすめの製品です。
▼リバレイ RBB エアーライフポーチ
タイプA、桜マーク取得のコンパクトな自動膨張式ライフジャケット。世界的な信頼性を誇るハルキーロバーツ社製の膨張システムが採用されています。
ボンベにはインジケーターが付いているので、使用状況がひと目で確認可能です。軽量コンパクトなので、釣行時の負担を軽減してくれます。
2万円台のおすすめ3選
▼デプス オートインフレータブルライフベルト 自動膨張 DPS-5620RSE
デプスのロゴ入り自動膨張式ライフジャケット。タイプAの桜マーク付きなので、全ての小型船舶の航行区域に対応可能です。
ボンベと水分感知センサーの状態をひと目で確認できるインジゲーター搭載。生地には耐久性の高いCORDURAが採用されています。
▼ジャッカル 自動膨張式ライフジャケット
従来モデルよりも約1/2にコンパクトになったジャッカルの自動膨張式ライフジャケット。水を感知すると自動で膨張し、状況によっては手動でも作動させることができます。
桜マーク・タイプAなので、船釣りはもちろんおかっぱりでもしっかり安全性を確保。邪魔になりにくいライフジャケットを探している方にもおすすめです。
▼マズメ インフレータブルウエスト SP MZLJ-437
マズメ独自開発のジャガード織りハードベルト採用のインフレータブルライフジャケット。ベルトの上下がめくれ上がらない硬さがあるので、プラヤーホルダーなどを装着することができます。
もちろん桜マーク「タイプA」のため、あらゆる状況で使用可能なエキスパートにおすすめのモデルです。
膨張式ライフジャケットには推奨使用期限がある
膨張式ライフジャケットには推奨使用期限があります。たとえライフジャケットを膨張させなくても、定期的にボンベキットの交換が必要です。
ボンベキットの交換期限は、製造年月日からおよそ3年が目安。「短い!」と思ってしまいますが、命を守るには重要なことなので必ず確認しておきましょう。
ボンベキットの交換はメーカーのアフターサービスに出す方法もありますが、自分でも交換可能です。それほど難しい作業ではないので、自分で交換できればコストが安くなります。
交換用ボンベキットは、ネットでも販売されているので、推奨交換時期が近づいてきたら、交換ボンベを購入しておくと安心です。
例えば、この記事でも紹介した「ダイワ インフレータブルライフジャケット DF-2709 」の場合、交換用ボンベキッドの価格は下記の通りです。
- Halkey Roberts(ハルキーロバーツ)製
- 型番:16HR 6F
- 価格:2,448円
腰巻ライフジャケットで安全な釣りを!
ライフジャケットは、釣りアイテムの中で最も重要なアイテム。大切な命があってこそ釣りが楽しめます。まずは自分の命を守る準備をしておきましょう。
また、ライフジャケットを着用していることで、万が一、他人が落水した場合でも自分の安全を確保しながら救助活動に参加できます。今はライフジャケットを所有していない方も、ぜひ検討してみてください。
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