2021年デプスWebメンバー入会特典の「スウィートキラー」。ご存知のように一般では手に入らない会員限定のルアーです。
今回の「スウィートキラー」ですが、見た瞬間欲しいと思った人は私だけではないはずだと思います。私は毎年depsの会員登録をする訳ではなく、「これは!」と思う特典ルアーが貰える年しか入会しませんw。
前回は「ブルシューターJr.」のときだったかな!?
記憶が定かではないですが、あの時と同じ感覚が「スウィートキラー」を見たときに感じました。「これは欲しい!」と。
今回はそんなスィートキラーの使い方とおすすめタックル、そして自作の方法もご紹介します!
スウィートキラーのスペック・特徴
サイレントキラー145がベースなので、ビッグベイトの中では小さめのボディです。タイニークラッシュ(2oz class)よりも一回りくらい小さいイメージでしょうか。
自重も1.2ozなので専用のタックルを必要とせず、誰でも扱いやすいルアーです。
リップとテールが脱着可能
リップは耐衝撃性に優れたポリカーボネイト製のワイドリップを採用。取り替えが可能になっています。これはうれしい機能です。
テールはサカマタシャッド8インチから転用され、エラストマー製にブラッシュアップされています。こちらも脱着可能。
実績の高いサカマタの遺伝子も組み込まれています。
後発で違うタイプのテールも発売されそうな予感もしますね。
開発の経緯は霞ヶ浦発!?
もともとは霞ヶ浦水系を中心に、サイレントキラー145をチューンしたものがスウィートキラーの原型です。
近年、霞ではボラサイズのルアーが好調になってきており、マッチザベイトがサイレントキラー145だったという訳です。
リップがあるため、移動距離を抑えた水中ドッグウォークが可能で、リップレスのグライドアクションにスレたバスにも効く効果的なルアーが誕生しました。
スウィートキラーの使い方は?
クランキング
ワイドリップを活かしたカバーでのクランキングが威力を発揮します。ワイドリップは障害物回避性能が高いので、釣り人が思っているよりも根がかりは少ないです。
また、スウィートキラーはハイピッチでレスポンスも良いため、デッドスローでも高速でリトリーブしてもアクションしてくれます。
デスアダー6インチのミドストの様に中層をゆっくり巻くのも良いですし、クランクベイトの様に広範囲をサーチすることも可能です。
水中ドッグウォーク
ロッドでの連続トゥウィッチ、リーリングジャークまたはその両方で、水中で首を左右に降らせるテクニックです。
リップがあるので短い移動距離で、何度もバスにアピールできるのが強みです。
ドッグウォークさせた時の波動も大きく、にごりが入ったエリアや、遠くにいるバスにも気づかせることができます。
リップ付きなので根がかり率はリップレスより断然低いです。
私の想像ですが、このテクニックが釣れる理由はバスのテリトリー意識とイラつかせる要素があるためだと思っています。
ですので、怪しいなと思うポイントには何度も通すように心がけています。実際に3回目くらいに食ってくることが何度もありました。
ジャーク&ステイ
スウィートキラーをミノーのように使う釣り方です。
ミノーでよくやるジャークして止める動作を、そのままスウィートキラーでやります。
ジョイントルアーでやると、ミノーとは違った波動になるので面白いと思います。
スウィートキラーのおすすめタックルは?
スウィートキラーのタックルは、普段から出番の多いMHクラスのタックルで大丈夫です。
ちなみに私のタックルです。スイムジグ、チャター、カバースキャット 、フリーリグとなんでもこれでやっています。
デプスの奥村社長はアウトクロス、ジリオン1516XXH(ギア比9.1:1)、フロロ20lbでやられているようです。アウトクロスはサイドワインダーでも初期のモデルですが、未だに現役バリバリなのがすごいですね。
ロッド
MH〜Hがおすすめです。ビッグベイト専用のロッドじゃなくても扱いやすいのが魅力ですね。普段使用頻度が高いMHのロッドがあれば、ルアーローテーションのひとつに組み込めます。
例えば私はスイムジグやスピナーベイト、カバースキャットもやりたい時って、MHのロッド一本でやるのですが、そんな時スウィートキラーも投げれちゃうってことなんですね。
ロッド一本派の人にはありがたいです。
▼デプス サイドワインダー・ HGC-67XR/GP「アウトクロス」
▼シマノ ゾディアス172MH
▼シマノ ポイズン アドレナ172MH
リール
リールはハイギアがおすすめです。ハイギアなら水中ドッグウォークにキレを与えることができます。カバーから素早く引き離す場面も多いので、ハイギアのメリットが大きでしょう。
一方、クランキングを1日やり通したり、多用するならノーマルやローギアの方が疲れが少なく快適です。
▼シマノ 21 スコーピオンDC 150
▼ ダイワ20 ジリオン10
ライン
ラインはフロロなら16lb〜20lb。ナイロンなら20lbをオススメします。
希少なルアーなので太めのラインの方が安心して使えますよ。
琵琶湖ならビッグバスがバイトする可能性があるので、ラインブレイクで悔しい思いをしないように、余裕のあるタックルで挑んでください。
▼ダイワ モンスターブレイブZ フロロ
▼東レ ソラローム ビッグバスフロロ
スィートキラーを自作する方法をご紹介
スウィートキラーが手に入らない場合は、サイレントキラー145をチューンすれば、ほぼ近いものを再現できます。
動画の6:13からチューン方法を解説しています。
※作業をする前に前後のフックは取り外しておきましょう。血だらけになるおそれがあります。
見た目は違いますが、スウィートキラーの原型がこの形なので性能は確かです。
自分で作ってみたい方は参考にしてくださいね。
ちなみに私はサイレントキラー175でもやってみましたが、問題なく水中ドッグウォークしてくれます。なおチューンは自己責任でお願いしますね。
▼デプス NEWサイレントキラー145 フローティング
▼アクティブ 鉛シール 0.5mm
▼TAKAMIYA(タカミヤ) REALMETHOD ハイグレードプライヤー
まとめ
スウィートキラーの使い方とおすすめタックル、サイレントキラー145のチューンの方法を紹介しました。
サイズ的にフィールドを選ばず、どこでも活躍してくれるルアーな上、MHのロッドで扱えるので必然的に出番が多くなるのではないかと思います。
リップ付きジョイントルアーの水中ドッグウォークは間違いなくバスに効くので、
もし手に入らないなら、自分で作ってみるのもアリだと思いますよ。
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