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大人気カバースキャットの使い方は?おすすめタックルと代替ワームもご紹介!

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出典:deps

ノーシンカーの釣りで今やどこへ行っても、使用頻度が一番高いと思われる大人気ワーム、depsのカバースキャット

店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうほど、釣れるワームとして認知されています。

あの独特の形は発売された当初はインパクトがありました。しかし、いまいち使い方が分からず、それほど注目されていませんでした。

しかし琵琶湖ガイドの冨元プロがカバースキャットで釣りまくっている情報が出回ると、一気に火がつき大人気ワームとなりましたよね。

今回は激釣れワーム「カバースキャット」の使い方とおすすめタックルをご紹介します。

カバースキャットの特徴は?

出典:deps

見た目が独特なカバースキャットですが、対カバー攻略において考え抜かれたワームになっています。あの形状もふざけているのではなく、釣れる形がたまたまあの形だったということです。

カバースキャットには大きさの異なる3タイプがあります。(20021.4.11現在)

  • 4インチ(約26g)
  • 3.5インチ(約16.5g)
  • 2.5インチ(約6.6g)
  • 甲殻類をイミテートしたフォルム
  • 甲殻類成分配合のソルト含有率40%の超高比重ボディ
  • 強制的に水平フォールさせるフィンバーツ
  • 自重と無駄のないフォルムで太いラインでも飛距離が出る

水平フォールが得意

カバースキャットの最大の特徴が水平フォールです。

カバースキャットはバックスライド系ではなく、オフセットフックを付けた状態で水平フォールするように設計されてます。

カバーに対して垂直に水平フォールさせることができるため、バックスライド系のワームのように奥まで入り過ぎたりしないので使いやすいのが魅力です。

水中でドッグウォークが可能

ロッドでのジャークやリーリングジャークで、ラインスラックをうまく操るときれいに水中でドッグウォークします。水平フォールからのドッグウォークがカバースキャットが釣れる要素のひとつとなっています。

カバースキャットの使い方

カバースキャットはキャストして、まずはしっかり着底させることから始まります。

おそよ3秒で1m沈むので、5mの水深なら15秒カウントします。

ラインは張らずにフリーでボトムまで沈めましょう。

水平フォール

魚がなぜか高反応を示すのが水平フォール

ウィードや立木、マンメイドに対してタイトに落としていきます。

このときラインを出してテンションフリーで落とすのがコツです。

あたりを聞きたくなりますが、決してラインは張らないようにしましょう。

ズル引き&ステイ

ノーシンカーの利点を生かして、リップラップやロックエリアで使いたいのがズル引き&ステイ

ジグやテキサスでは根がかりが頻発するエリアでは、カバースキャットのような高比重ワームのノーシンカーが威力を発揮します。

ボトムの石やウィードをひとつひとつ感じながら、乗り越えてくるイメージでズル引きます。引っ掛かりが強いなと思う場所では、ステイを長めにとるようにしましょう。

ステイはなにもアピールしていないように思えますが、ワームは湖流によって揺れて自然にアピールします。

このナチュラルなアピールがバスに効くことが多いので、ステイもアピールのひとつとして考えるとモチベーションが保てます。

ボトムジャーク&フォール&ステイ

琵琶湖で定番化しているテクニック。フロロカーボンライン推奨ですが、ロングキャスト後ラインをボトムまで沈めて、ロッドでジャークします。

2ジャーク×ステイを基本に、その日反応の良いジャークの回数や強さを探っていくイメージ。

特に冬はステイを長めにとれるとgood。ボート、おかっぱり問わず実績があるのでぜひ試したいテクニックです。

水中ドッグウォーク

ハイギアリールでデジ巻きするとドッグウォークも可能です。その際ラインスラックを上手くコントロールできると綺麗にアクションしてくれます。

点の釣りではなく横の釣りが展開できるため、比較的スピーディーにポイントを探れる使い方です。

アワセ方は巻きアワセで

カバースキャットのアワセは巻きアワセで!

何度も言いますがノーシンカーの釣りでは、ラインを張らないのがコツになります。

なので、バイトがあってもあたりがロッドに伝わらないことがほとんです。

ステイから次のアクションに移る前に、ラインを少し張ってロッドで聞いてやります。このときに初めて魚が食っているとわかるというのが本当のところです。

ラインスラックがメチャメチャ出ているので、まずはロッドとラインが一直線になり、魚の重みを感じるまで、高速でハンドルを回します。

そしてラインがピント張った状態から、ロッドを煽ってフッキングです。

フッキングと言ってもバシッとアワセる必要はなく、ロッドを曲げてやるイメージでも十分フックアップします。いわゆるスイープフッキンですね。

フックはなにが最適?(3.5インチの場合)

フックはオフセットフックになりますが、オフセットにはワイドゲイプナローゲイプがあります。

冨元プロが使用しているのはがまかつのエリートツアラー34Rというナローゲイプの6/0もしくは5/0です。

出典:Mind Quest
  • ワイドゲイブ…ゲイプの幅が広い→ボリューミーなワームと相性◎
  • ナローゲイブ…ゲイプの幅が狭い→細身のワーム、カバーの濃い所と相性◎

ボリュームのあるワームなので、ワイドゲイプの方がフッキングが良さそうなイメージを持っていましたが、冨元プロがナローゲイプを使用していることから、ナローゲイプでもフッキングに問題はなさそうです。

depsの山田祐五プロは、「フッキング率を上げるにはバスの口の中で、ワームがフックからズレることが重要」と言っています。

あまり太軸だとワームがうまくズレてくれないんですよね。

理想は太軸過ぎず、でも強度がありホールドしすぎないフックです。

ちなみ私はリューギのThe STANDARDを使っています。5/0がちょうどいいサイズです。

このフックはザ・スタンダードの名の通り、非常にオーソドックスなフックです。

細過ぎず、太過ぎず、ワイドでもナローでもなく、ほど良いホールド感のあるフックです。

私の中で、今のところベストなフックです。

オススメのタックルは?

ロッド

上記の使い方をするのであれば、7フィート前後のMH〜Hのロッドがいいでしょう。ジャークを多用するので、あまり長いロッドは使いづらいかもしれません。

冨元プロはdepsのゲインエレメントGE-66MH+Rソフトジャーキングエレメントを中心に使っているようです。

リール

リールはHG (ハイギア) or XG (エクストラハイギア)がおすすめです。

この釣りでは、ラインスラックの回収が主なリールの仕事になるため、素早くラインスラックを取れるメリットから、ギア比7以上のリールが使いやすいでしょう。

またジャークを多用する釣りなので、軽めのリールだと疲れにくく一日やり続けられます。

ライン

ラインはフロロの14lb〜20lbがおすすめです。

ボトムを攻略するので、ラインは沈めて使うことになります。岩などのストラクチャーにラインが擦れるため太めのフロロカーボンラインが必須。また伸びが少ないので、感度が良く、カバースキャットの操作性に適してます。

ちなみに富本プロはサンライン「シューター20lb」を愛用。硬くて伸びの少ないフロロカーボンラインの一つです。また太いラインほど沈むスピードが早いのも利点となります。

カバースキャットの代用ワームおすすめ4選

カバースキャットは人気があり過ぎて、手に入らないかもしれません。

そんなときは、こちらのワームがおすすめです!

フィッシュアロー ヘビープープ 3.6インチ

出典:fisharrow

3.6インチ、18g。琵琶湖シモタケガイドプロデュースの高比重ワーム。ジワリと人気が高まっている注目のワームです。爪部分の深い溝は、回収時の回転を抑えて糸よれを抑制してくれます。

カラー展開も充実しており、手に入りやすいのも魅力。どうしてもカバースキャットじゃなきゃ嫌だという方でなければ、かなりおすすめです。

ジークラック イモリッパー 95mm

出典:GEECRACH

95mmで3.8インチ・自重14gです。

琵琶湖の山Pガイドでその実績は折り紙付き。

カバースキャットと良く似た形状で、動きも似ています。若干バックスライドしやすいですが、みんなとは違う動きでバスに新鮮なアピールができるので、自分だけ爆釣も期待できますよ。

スタッガーローラ 3.3インチスリム

出典:hideup

自重が約24gもある高比重ワーム。琵琶湖の人気ガイド・たまらんばい永野さんが67cmのモンスターバスを釣ったことでも話題に。カバースキャット3.5インチの自重が16.5gなので、もっと飛距離が欲しい時にもおすすめです。

レイドジャパン カットスイング

カットスイングとは、レイドジャパンのフルスイング5インチのテールをカットしたもの。製品として販売されているわけではなく、自分でカットして制作します。

作り方は簡単で、一番端のリブに沿ってハサミを入れるだけ。フルスイング5インチ自体に自重があるため飛距離もバツグンです。正規品として販売してもいいほど実績も十分なので、カバースキャットと併用して使用するのもいいでしょう。

作り方の参考に↓
カットスイング爆釣シーンはこちら↓

カバースキャットは補修しながら使おう!

出典:grow design works

ボディが裂ける前提で使うのがカバースキャットです。

ただでさえ手に入りづらいカバースキャットは補修剤で補強しながら使うのが主流になっています。

そこで使用率No.1なのが、グローデザインワークスのワームグルー

この補修剤の優れいている点は、

  • 補修した部分が硬くならない
  • 補修した部分が白くならない
  • 劣化が少ない

と、ほぼ完璧に近い仕上がりです。私も今まで使ってきた中では一番使いやすいので、もはや手放せなくなっています。

まとめ

カバーキャットの使い方やおすすめタックルを紹介しました。

高比重のノーシンカーリグはスナッグレス性が高いので、どんな場所でも思い切って打ち込んでいけます。

遠投しても気持ちよく飛んでくれるので、キャストするだけでも気分がスカッとします。

アベレージサイズからビッグサイズまでよく釣れる釣りなので、まだ試してない方は、ぜひ一度挑戦してみてください。

バスを触れる回数が増えますよ。

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