釣れるソフトジャークベイトとして不動の地位を築いているデプスのサカマタシャッド。中でも6インチ(ノーマルマテリアル)はノーシンカーで最も使いやすく、MやMHクラスのタックルでバッチリ扱えるのも魅力です。
この記事では、そんなサカマタシャッド6インチ・ノーマルマテリアルのインプレに加え、アクション方法やセッティングについて解説していきます。
サカマタシャッド6インチ(ノーマルマテリアル)の基本情報&特徴
スペック
入数 | 6個 |
重さ | 16.0g |
推奨フックサイズ | オフセットフック#4/0 |
定価 | 880円(税込) |
特徴
サカマタシャッド6インチ(ノーマルマテリアル)は重さが16.0gあり、カバースキャット3.5インチ(16.5g)とほぼ同じ重さなのでノーシンカーでも十分な飛距離が稼げます。
ボディ両側面に設けられたキールによる跳ね上がるダートアクションが最大の特徴。ノーシンカーでは水面へ飛び出すベイトを演出し、イージーにバスの捕食本能にスイッチを入れてくれます。
サカマタシャッド6インチ(ノーマルマテリアル)のインプレ
ベイトを積極的に追い回すようになるアフター回復期から出番が多くなるサカマタシャッド6インチ。琵琶湖では、とくにハスが入っているエリアで有効になることがあり、不規則ダートを演出できるノーシンカージャークで使用してみました。
サカマタシャッド6インチはノーシンカーでもストレスなくキャスト可能で、オフセットフックは#4/0が推奨されていますが、フッキング重視なら#5/0でも◎。
オフセットフックを使うとエビモやカナダモ周りも根掛かることなく攻められるのでノンストレス。
また、ウィードに引っかかったとしてもジャークでウィードを外す動作でそのままリアクションバイトが狙えるため、ウィードエリアを攻略するのに、これほど効率の良いワームはないのではないかと思います。
素材はノーマルマテリアなので塩の含有量が少なく、もっちり柔らか。この柔らかさがサカマタシャッドの釣れる動きに繋がっているような気がします。
この日は水面近くまで伸びたウィードに絡めながら表層をメインに攻めました。ロッドでの2ジャーク1ポーズをリズムを崩さず繰り返していると…。
ポーズ中、ラインに違和感を感じたのでアワせるもスッポ抜け。次のジャークで食い直してくれたので、今度は十分送り込んでフッキングが決まりました。
やはり、ジャーク後のポーズ中にバイトがあったのでポーズをしっかり入れるのが大切だと思いました。
また、この釣りは即合わせするよりも、ある程度持って行かせてからアワせる方がフッキングが決まりやすそうです。すっぽ抜けたとしても食い直してくれることも多いのでしつこくジャークしてみてください。
ジャークのやり方はいろいろ
サカマタシャッドは2ジャーク1ポーズが基本とされていますが、ジャークの回数は好みでOK。ジャーク後、必ずポーズを入れることでバイトさせやすくなります。
ジャークのやり方はロッドでもハンドリングでも可。ハンドリングでジャークするとワームが浮き上がりやすくなるので、水面付近をキープしたい時におすすめです。
ジャーキングでバイト率を上げるには?
◾バイトが増えるフックセット方法
冨本プロのフックセット方法をご紹介。冨本プロはフックアイを完全にワームに埋め込むスタイルを推奨しています。
これにより針持ちが向上し、フォール姿勢も水平に近くなりサカマタシャッドが持つポテンシャルを余すことなく発揮できるようになります。
◾ジャーク後は必ずラインスラックを出す
ソフトジャークベイトはアクション後のフォールが最大のキモ。ラインは張らずにフリーでフォールさせましょう。
◾ジャーク幅は長くとる
ラインスラックをしっかり叩いて上下左右に飛ばすためにジャーク幅は長めが◎。
◾ジャークの間隔はゆっくりめ
サカマタシャッドが左右にダートできる時間をしっかりと作るために、ジャークの間隔はゆっくりがおすすめです。
◾深い場所を攻めるときはネイルシンカーをセット
釣りユーチューバーキャベツさんのキャベリグがおすすめ。サカマタシャッド6インチは0.6gのネイルシンカーをボディ腹側の真ん中あたりに2つ並行に挿入します。
おすすめ動画
サカマタシャッドにはこんな使い方も!
琵琶湖プロガイド・中谷翔一(通称:なすび)さんはサカマタシャッドのズル引き&ただ巻きで琵琶湖バスを釣られています。
なすびガイドさんでは、ベイトのサイズに合わせてサカマタシャッド5インチを使用。オフセットフック#4をセットしたノーシンカーリグでズル引き&ただ巻きの釣りを展開されています。
・ズル引き
ボトムまで沈めてエビモやササバモなどの固いウィードの上や中をズル引くだけ。ロッドは横さばきでズル引くのがキモで、ウィードに掛かればほぐして、またズル引くの繰り返し。
・ただ巻き
着水後ハイギアリール1回転6〜7秒とかなりゆっくりただ巻く。サカマタシャッドをカーブフォールさせながらウィードに当たるまで巻く。ウィードに当たったらハンドリングで外す。
タックルセッティング
サカマタシャッド6インチにはMHクラスのベイトロッドがおすすめです。ラインはフィールドやストラクチャーによってフロロ14〜20lbをチョイス。ベイトリールはハイギアまたはエクストラハイギアが使いやすいでしょう。
ロッド:MHクラス
ライン:フロロ14〜20LB
リール:ハイギアorエクストラハイギア
カバースキャット3.5インチと同じタックルでOKなのも、サカマタシャッド6インチの魅力です。
サカマタシャッド6インチを極めよう!
ソフトジャークベイトとしてはもちろん、ズル引きやただ巻きでも使えるサカマタシャッド6インチ。サカマタ初心者の方はこの記事で紹介したフックセッティングやジャークのやり方を参考にして、まずはジャークで釣れるまでキャストし続けてください。そしてある程度ジャークの釣りに慣れたら、ズル引きやただ巻きも試してみてくださいね。
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