
あまりの釣れっぷりに定番メソッドとなったカバースキャットを代表とする高比重ノーシンカーのボトムジャークの釣り。デプス社はもとより、他社メーカーからも専用設計のロッドがリリースされているのをご存じでしょうか?この記事では、そんな高比重ノーシンカー専用竿をピックアップ。ぜひ、参考にしてみてください。
高比重ノーシンカーのボトムジャークとは?

高比重ノーシンカーのボトムジャークとは、デプスの「カバースキャット」や一誠の「沈み蟲」の高比重ワームのノーシンカーリグをボトムまで沈めて、2ジャーク&1ポーズ(6秒)のアクションを繰り返す釣りのこと。
琵琶湖ガイドであり、デプス契約プロの冨本タケル氏が琵琶湖のディープエリア攻略のために考案したメソッドで、ボートの釣りだけでなくオカッパリでも威力を発揮したことから、全国的に広まったテクニックです。
ボトムジャークの基本動作・コツ

◾️基本動作
- キャストする(ラインを一直線にメンディング)
- ルアーが着底するまでフリーで落とす
- ルアーがボトムに着いたら「2ジャーク&6秒ポーズ」を基本に操作する。最初の数回は水中に漂うラインを真っ直ぐにしてボトムに這わせていくイメージ

ルアーだけでなくラインもボトムに沈めるのが最大のキモと言えます。ラインはフロロカーボンラインの16〜20lbがオススメです。
◾️ボトムジャークのコツ
ボトムジャークが流行り出したころは、強く激しめにジャークしても釣れていましたが、近年ではスレもあり、ジャークというよりも「トゥイッチ」に近い感覚で操作するのがGOOD。
ワームがその場でテーブルターン(ドッグウォーク)するくらい優しく「トゥントゥン」と鋭く短く行ないます。フルキャストしたとして1投に10分くらいかかりますが、信じてやり続けることが大切です。

個人的にスタックすればチャンスと捉えています。その場で何度も「2ジャーク&6秒ポーズ」を繰り返しているとバイトしてくることが多いと感じます。

また「2ジャーク&6秒ポーズ」を繰り返しているとき、バスがズーッと着いてきていることが多いです。もし可能ならあるタイミングで、連続トゥイッチに切り替えてドッグウォークでスイミングさせるとバイトが得られやすいですよ。
カバースキャット特化ロッドのおすすめ
デプス ゲインエレメントGE-66MH+Rソフトジャーキングエレメント

カバースキャットやサカマタシャッドなどのソフトジャークベイトに、キレのあるダートアクションをもたらす特化型ロッドです。移動距離を抑えたドッグウォークを10mレンジで実現させるハリのあるティップが特長。ただ、硬すぎるだけのロッドではなく、操作性も両立させているのがさすがの一言。
デプス ゲインエレメントGE-67M+Rライトジャーキングエレメント

カバースキャット2.5インチや3インチのノーシンカージャークにベストマッチするジャーキングロッド。素直なレギュラーテーパーのミディアムパワーにティップに張りを持たせたパワーと設定でボトムのルアーをイメージ通りに操作可能です。100ミリクラスのミノーのジャークにも◎。
メジャークラフト デイズ360 D360C-66MH

東レ(株)T1100G、R360構造、チタンガイドを搭載した新しいデイズシリーズの、ボトムタッチに完全特化させたのが「D360C-66MH」です。圧倒的な感度を備えており、ボトムの釣りに必要な要素を高次元で実現。また、障害物の周りで食わせたビッグフィッシュを一瞬で引き剥がせるパワーもあり、正に360°死角のない一本となっています。
ツララ モンストロ コンセプトD 67MHC

琵琶湖で活躍する「KENTAピーターNAKAGAWA氏」監修のボトムゲームを完全網羅するテクニカルシャフト。6フィート7インチにオールチタンガイド、かつスパイラルガイドセッティングを搭載しています。圧倒的に軽い操作感と相反するモンストロブランクの圧倒的パワーを体感してみてください。
スタジオコンポジット パラドックス スキャットマン 68MH‐S

PARADOX初のソリッドティップ搭載モデル。高比重ワームのボトムジャーク専用設計で、しっかりと曲がりながらも、ディープでもしっかりとワームをドッグウォークさせられるティップ感と感度が魅力の一本です。一日中ジャークしていても疲れない軽さと使用感を追及したモデルとなっています。
レジットデザイン ワイルドサイド WSC-ST66MH

ソリッドティップ搭載の高比重ボトムジャーク専用設計のロッドです。ティップはソリッドですが、ハードめにセッティングしてあり、高比重ワームをチョンチョンとしっかりと動かすことができます。また、しなやかにベリーまで曲がり込んでくれるため、動かし続けても手首が疲れないのも魅力です。
専用ロッドでボトムジャークを極めよう!

高比重ワームをキビキビ動かし、1日中やっても疲れにくいのが専用ロッドの強み。高比重ワームのボトムジャークで一匹釣りたい方はもちろん、じっくりと構えてアタリを待つスタイルが好きな方は、専用設計のロッドを一本用意してみてはいかがでしょうか。




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