バス釣りには欠かせないシマノとダイワ。
どちらもバスフィッシングを盛り上げようと、毎年素晴らしい製品を世に送り出しています。しかし世間では長きに渡りシマノ派とダイワ派の間で、論争が繰り広げられています。特にリールは意見が分かれる所です。
今回は私なりの見解を述べたいと思います。
質感のシマノ。使いやすさのダイワ。
私の所有しているリールはシマノの方が多いです。なぜかと言うと、最初に買ったリールがアンタレスだったので、それ以降も同じメーカーのリールを買っていきました。必然的にシマノ派みたいになってます。
最初に買ったリールのメーカーで、2台目以降も揃えてしまうというのは、結構あるパターンではないでしょうかw
結論から言ってしまうと、シマノのリールはギア屋らしくリールとしての質感が良く、ダイワのリールはトラブルレスで使いやすいです。
リールの巻き感はシマノ
私はシマノ派でもダイワ派でもないのですが、リールの巻き感でいうとシマノの方が良いと思います。スムーズで滑らかな巻き心地の中にしっとり感があります。そして、この巻き心地が長持ちすると感じています。
ダイワはスムーズかつ軽い巻き心地で、使用するには全く問題はないのですが、しっとり感はシマノほど感じられません。この巻き感の味わいの差がシマノの方が心地よいと感じる理由になっています。またギアのゴリ感がダイワの方がシマノより早く出てくる気がします。
トラブルの少なさはダイワ
しかし、キャストのし易さとバックラッシュの少なさで言えば、ダイワに軍配があがります。
これはダイワのTWシステムとスプール、マグネットブレーキによるもので、ブレーキ設定が簡単なことがあげられます。初心者にはダイワのリールの方が使いやすいです。
シマノの遠心ブレーキは内部で調整して、外部でも調整しなければならず、最適なセッティングを見つけるのに手間がかかります。
DCブレーキもセッティングをミスると、結局バックラッシュするので、シマノのリールはトラブルが多くなる傾向があります。
その点、ダイワのマグネットブレーキは外部ダイヤルのみなので、最適なセッティングが出しやすくなっています。トラブルが少なく、一投でも多くキャストでき、釣りに集中できるのは非常に重要な要素となってきます。
飛距離はほぼ互角
リールの飛距離はそれほど差はないと思います。
ヘビキャロなど大遠投する釣りでは、シマノの遠心ブレーキの方が飛ぶとか、気持ちいいとはよく言います。
とはいえ、最近ではダイワのマグネットブレーキも、初期にブレーキを強くかけ、着水点に近づくほどブレーキが弱くなるように、遠心に近いフィーリングになってきています。
完璧なセッティングを出せれば、アンタレス最強説があることは否定しません(汗)
まとめ
シマノは釣りに質感と釣りという行為にプラスアルファの嗜好を求めるアングラーが好むリール。
ダイワはひたすらキャストを繰り返し、最短距離で一匹を目指すドMアングラーが好むリール。ということになるのではないでしょうか(笑)
どちらも甲乙つけがたく、釣りに求めるスタイルの違いで選べることが可能です。
車で言うと乗り心地を重視するか、運転のしやすさを重視するかみたいな選択になって来ます。
私はデザインはダイワの方が好きなので、今後はダイワのリールを買うことが多くなるかもしれません。。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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