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琵琶湖の生態系の頂点に君臨する ビワコオオナマズについて

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(暮らしーのHP)

ブラックバスの陰に隠れて、その存在を忘れてしまうのですが、琵琶湖にはブラックバスを補食するフィッシュイーターが生息しています。ビワコオオナマズです。

とんでもなくデカいナマズくらいの知識しかないので、ちょっと調べてみました。

どこに生息しているのか?

ビワコオオナマズ(琵琶湖大鯰、学名:Silurus biwaensis)はナマズ科に所属する淡水魚の一種で、琵琶湖・淀川水系のみに生息する日本固有の魚です。日本に住むナマズ科魚類3種の中で最も大きく、在来淡水魚全体としても最大級の大きさに成長します。

体長は最大で120センチ前後になるものもいます。形態は一般的なナマズ型で、上あごよりも下あごの方が前につき出ています。

当初は琵琶湖だけに住んでいるものと考えられており、淀川など下流域での生息が確認されたのは比較的最近です

ビワコオオナマズは琵琶湖における食物連鎖の頂点に立つ生物です。強い夜行性ですが、日中も活発に活動することが確認されているようです。

何を食べているのか?

ビワコオオナマズは魚食性が強く、アユ・ビワマス・フナ類をはじめ、ブルーギルなどを主な餌にしていて、成魚のブラックバスを捕食できる数少ない在来魚でもあります。

外来種のブラックバスが琵琶湖で幅を効かせていますが、実は日本固有の在来種にブラックバスを補食する生き物が最初からいたんですね。琵琶湖の奥深さを感じます。

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日本三大怪魚に数えらるビワコオオナマズ

(出典wikipedia)

ビワコオオナマズは、日本の限られた水域に生息する希少な巨大魚として、釣り人の間では日本三大怪魚の一つに数えられています。①北海道の一部に生息する「イトウ」、②西日本の太平洋沿岸の一部に生息する「アカメ」がいます。③琵琶湖及び淀川水系に生息する「ビワコオオナマズ」です。

怪魚釣りハンターと言われるアングラーが存在していますが、日本三大怪魚も彼らの標的に値する大物ばかりですね。

産卵時期は?

(Aquatic Photo life HP)

ビワコオオナマズの産卵は6月から8月の梅雨開け時期に行われます。この時期、雨で水位が上がると、夜間にヨシの茂みなどの浅瀬に集まり、オスがメスに巻き付くようにして行われます。

しかし、近年では大雨が降ると洗堰で水位調整がなされる為、浅瀬に産み付けられた卵が干上がってしまうという問題があります。これは世界的な傾向で、災害危機の高まりから起こってしまう悲劇と言えるかもしれません。

昔よりも確実にビワコオオナマズの個体が減っているようです。

バス用タックルで釣れる?

(deps HP)

ビワコオオナマズはフィッシュイーターなので、ルアーで釣ることが可能です。

ただ、普通のバスタックルでは歯がたたないので、モンスターバスを狙うようなタックルが必要になってきます。

ロッドはデプスでいうとヒュージカスタムやストロングマインドクラス。ラインはPEで50lb。

リールも大型のモデルが必要になります。

ルアーはバス用のビッグベイトはそのまま使えます。

活性が高ければトップにも出ます。ミノータイプやギル系のルアーなんかも良さそうです。

私のイメージだと、普段釣りをしている南湖ではあまり出会うことできない気がするのですが、北湖や瀬田川・宇治川などで釣られていることが多いと思います。

気軽に狙えるような、そして簡単に釣れるような魚ではないかもしれませんが、一度は釣りあげてみたいと思える魚だと思います。

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